スー先生の講座から 占星術を育む努力

  • 2016.05.23 Monday
  • 12:06
みねんこです。スー先生講座の感想(http://nonakaba.jugem.jp/?eid=236)のつづきです。

講座2日目には鏡リュウジさんも参加され意見のやりとりが活性しました。占星術家がどのような技法や要素を重要視して自分のなかに取り入れるか、スー先生と鏡さんで見解が異なるテーマもありました。
学び始めるとたくさんの情報があることに気づきます。人の数だけバリエーションがあり、学習者どうしで話しているだけでも本当に十人十色だなと感じます。プロの方たちならもっと色濃い特徴があるのでしょう。

「あなたの占星術を育むように努力しなさい」というスー先生の言葉に勇気が出ました。

様々な理論や技法があることとに関心を持ち学ぶこと。ベースをじっくりと積みながら上へ上へと自分の信じる方へ向かうこと。やはり学習は双子座と射手座のラインを行ったり来たりですね。射手座や9室に行って、はいオシマイではないのですよ。


 にっこにこスー先生 2日目の撮影タイム

二日間の講座を通して、未来を言い当てることは難しいが注意深くやれば不可能ではないという希望的イメージが見えました。
未来に関係する感情のエネルギーを新たな行動の原動力に結びつける。
まだ意識にうまく統合できていないエネルギーの塊りを、自分でコントロール可能な形に結びつける。
新たな行動指針を作る作業に、占星術と対話の力を用いて協力してクライアントと一緒に考える。
これらが占星術家のエンパワーメント、力づけであると理解しました。

そして何よりネイタルチャートの変化や成長の可能性を見逃さないこと。チャート(本人の奥)に潜在するものが表に出たがっているときに悩んでいると感じて、人は占星術鑑定にやってくる。

チャートや天文暦を通して天体やサインの豊かなイメージに触れて、想像力を働かせてさまざまなドラマを描くことができます。わたしはそれがとても好きです。しかし、自分が無意識に求める「よい未来像」を占星術の言葉に乗せてしまうのではないかという不安や違和感がつきまとうときがあります。
実践の場において自分自身の占星術(知識や言葉や直感)を信頼できないのは、セルフイメージの弱さと関係していると感じました。

今回のようなベーシックな講座は、その占星術家の哲学に触れることができます。占星術家の客観的な意見として目の前に広げられたものを自分はどう感じるのか。知的情報の吸収だけではなく、自分自身の心の動きに耳を澄ます疑似セッションのような感覚もありました。
自分では歯が立たない、モノにできないという気持ちで指をくわえて占星術を見つめていても仕方がない。試行錯誤があって当然だし、やらないと分からないことがたくさんある。自分では太刀打ちできないと分かれば、諦めよう、今は。とか。有限な時間を意識するなら、あまり迷っている時間は無いと分かります、汗汗汗。

国内書籍では紹介されていない大きな知恵を運んで下さった咲耶まゆみさんに感謝です。まゆみさんの逐次通訳でスムーズなコミュニケーションができ、参加者とスー先生の交流もアットホームな雰囲気でした。2015年春分のブライアン先生の講座で知り合った方たちとも再会でき、ランチタイムや講座後のカフェなど参加者の交流も活性しました。

そして11月18〜20日にはオーストラリアからブライアン先生を再びお招きしての講座予定があるそうです。秋もとても楽しみです。

咲耶まゆみさんのブログより http://ameblo.jp/aqu44/
ブライアン・クラーク先生の東京セミナー開催します!
11月18日(金) 18:30-20:30 ブライアン・クラーク vs 鏡リュウジ トークセッション (同時通訳付)
11月19日(土) 10:30-17:00 ブライアン・クラークのセミナー 「家族 Part II」 (逐次通訳付)
11月20日(日) 10:30-17:00 ブライアン・クラークの セミナー「ハウス」(逐次通訳付)

(おわり)

スー先生の講座から 社会天体とトラサタのコンタクト

  • 2016.05.21 Saturday
  • 19:52
みねんこです。
先日の講座で参加者のチャートをサンプルにして読む時間がありました。講座のテーマは未来予測。プロジェクターでチャートが映され、スー先生がチャート主とやり取りをするのを観察します。チャート主から、土星とトラサタ天体がつくる複合アスペクトへ天王星のトランジットが乗っかるがこれは何だろうか?という質問がありました。

動きが遅い大きな天体のアスペクトだから、同世代に共通の特徴です。みんなに同じ出来事になるわけではありません。ハウスを読むのだろうか、ルーラーシップを読むのだろうか、そこから個人天体やチャート全体への影響を考えるのだろうか、そんなことを思いながら聞いていました。
土星と天王星のコンジャンクションなので、ひっくり返る、これまで作ってきたものが大きな変化に直面する、そういった言葉で天体の意味を繋げることができますが、何が具体的に起きるのか、いつなのか、どんなふうに起きるのか、いいことなのか悪いことなのか、これらを言い当てるのは難しい。

「あなたはいま自分の友人など同年代の人たちの様子を見てどのようなことを感じたり考えたりしますか?」
スー先生の問いかけでチャート主は自分の率直な印象を話していました。

社会の雰囲気から感じる熱や困惑や緊張がチャート主の土星にどのように作用するか。チャート主が接している社会とはどんなところか。土星と天王星の組合せを社会的な目覚めのときとイメージするなら、自分の中にある欲求をどんな言葉で表現するのか。それを言語化したり意識化したりする材料が彼女の手元にあるのか、それに今はどのくらい近づいているのか。
一番よく知っているのは自分自身です。占星術家は知らないことがたくさんあります。


 海外の政治家のチャート
  社会的スキャンダル発覚の時期表示

初日のアスペクト講座のときから、チャートに表示される要素の重みづけの重要性、解釈の可能性、対話の必要性を仰っていました。アスペクトが示すのは運命や性質というよりも人生ドラマである。ドラマを創るのは本人である。重みづけについては、人生のドラマやその人の態度や姿勢を変えるときに、なにがしかのスタックの状況から抜け出すときには、ハードアスペクト(45度135度のマイナーを含む)を120度のイージーなアスペクトよりも有意義なものであると考えています。120度は物事や状況を変える力はなく、インパクトや成長の機会を人に与えることはない。

未来予測。何が、いつ起こるか。それはなぜか、そしてどうなるか。どうしたらいいのか。よくないのか。そもそも知る必要はあるのだろうか。
占星術家もクライアントもハッキリと具体的に知ることはできないが、占星術の天体の象意がクライアントにイメージを呼び起こし、自分がどのような気持ちになるかを想像することは出来ると仰いました。あらゆる解釈の可能性を閉じずに対話し、クライアントが未来に取りうる選択肢を増やす作業の手伝いをする意味において、専門的な知識(占星術、チャートと時期表示)は大きな働きをします。「未来予測とは、、、」という大切なテーマを話してくれました。

(つづく)http://nonakaba.jugem.jp/?eid=237
 

動物の絵本

  • 2016.05.03 Tuesday
  • 10:02
みねんこです。
お出かけは続きます。5/1は群馬県立館林美術館へ。
絵本・動物・地球展 8人の作家が奏でるいのちのうた http://www.gmat.pref.gunma.jp/ex/exnow.html

前半は、絵本作家あべ弘士の展示です。
「ライオンのながいいちにち」 http://www.ehonnavi.net/ehon/5867/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%AB%E3%81%A1/
「なめとこ山の熊」(宮沢賢治) http://www.ehonnavi.net/ehon/17671/%E5%AE%AE%E6%B2%A2%E8%B3%A2%E6%B2%BB%E3%81%AE%E7%B5%B5%E6%9C%AC%E3%81%AA%E3%82%81%E3%81%A8%E3%81%93%E5%B1%B1%E3%81%AE%E7%86%8A/
「新世界へ」 http://www.ehonnavi.net/ehon/87609/%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%B8/
これらの原画と習作がありました。
「新世界へ」の取材となった北極圏ヨット旅行のスケッチもありました。
サバンナの動物たちを大きく描いた展示はかっこよかったな。絵本の中でもフラミンゴがいっせいに飛び立つピンク色が鮮やかで。
あべさんは双子座終盤の太陽と天王星のコンジャンクションに木星がオポジション。水星と金星は蟹座の初めでコンジャンクション。月は蠍か射手か分りません。

あべさんはもと旭山動物園飼育係であり、旭山動物園が活性・復活する行動展示のアイデアを作った方です。
動物と長く一緒にいると、動物のほうが本当に物知りなんだよなと思うようになりそうです。月はなんとなく蠍座かな。わたしの小さい頃のアルバムにある古い旭山動物園、リニューアルした旭山動物園、敷地は同じだけど活気が違います。やっていることを見つめ直して、違和感から隠されたパワーを引き出す、復活させる感じも蠍座の想いに重なります。わたしの勝手な想像ですが。
射手座も自分自身を作り上げた環境に対する誇りを持つと思います。アイデンティティ、精神的なつながり、それがあるからどんなに遠く離れても、いつも心にそれがある。動物のルーツを訪ねると、自分のルーツにもつながれる大きなロマン。
うん、けっきょくどっちか分らない。。。



そのだえり「311以降の眠る動物シリーズ おやすみどうぶつ100」
そのださんの水彩イラストは、東日本大震災後の不安な気持ちを落ち着かせるために、3月15日から毎日一枚動物の親子や兄弟が安心の中に眠る様子を描いてツイッターにアップしていたものです。
こちらで104点が見られます→ http://www.erie-sonoda.com/muscat1b/categories/55607/

きくちちき「ぼくだよ ぼくだよ」http://www.ehonnavi.net/ehon/88457/%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%82%88%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%82%88/
らおんとひょうが出会って、ぼくのけのもようがキレイだ、ぼくのたてがみのほうがきれいだ、つよいよ、はやいよ、木にのぼれるよって自慢し合うお話し。後半は想像の中に入っていって、飛行機になったり、水になったり、風になったり、最後には溶け合って混じります。そして、ね、うん、って気持ちよくなってオシマイです。
彼の絵本は色の粒や流れが溶けあう感じ。自由さのような、ひとつに流れ込むような。
「みんなうまれる」http://www.ehonnavi.net/ehon/104974/%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%86%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%82%8B/


きくちちきさん ライブペインティング ビデオで鑑賞しました

動物の画もいろいろ、8人の作家の展示でした。
お話しも絵も見たまんまではなくて、一回体験したこと観察したこと感じたことを、自分の中のなにかと混ぜ合わせて再創造して出すのが絵本だなあと感心しました。


閉館17:00 まだ明るい

オトナなので遅めのランチビールなども楽しんで。浅草駅から特急りょうもう、館林駅から小さな路線バス。
ここにはフランスの彫刻家フランソワ・ポンポンのつるんとした動物彫刻がたくさんあります。大理石のシロクマとか角の立派なシカとか。帰ってからwikiを調べたら、大人の事情があって展示できない彼の作品が数十点あるのだとか。残念、見てみたかった。

(おわり)
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ジャック=アンリ・ラルティーグ 双子座の写真家

  • 2016.05.02 Monday
  • 22:45
みねんこです。
GWのお出かけ日記です。美術館へ出かけました。
ジャック=アンリ・ラルティーグ 幸せの瞬間をつかまえて http://www.pref.spec.ed.jp/momas/?page_id=330

ラルティーグは最新技術と芸術を理解する両親の元、裕福な家庭に生まれました。7歳の時に自分の小型カメラを手にします。当時のカメラは小さな小箱に薬液を塗ったガラス板を仕込むようなもの、今どきのようにマニュアルもありません。大人も格闘する最新技術なのです。
彼は毎日写真を撮ります。撮影の用意や現像作業(父親に手伝ってもらいながら)もあるので日に数枚です。撮影の他に毎日書かれた日記も展示されていました。必ずしも幻像がうまくいくわけではないので、どんな様子を写したかのメモやスケッチを日記帳に記してあります。日記といえば毎日の天気も。自分の手でできることを工夫する様子が伝わります。子供が飽きずに毎日続けるのはそういう興味が大事なんですね。


 北浦和の美術館 所蔵絵画展も鑑賞しました

1894年6月13日生まれ。太陽は双子座22度。月はたぶん天秤座終盤。
双子座中盤に冥王星、海王星木星のゆるい合があります。そこにトラインで天秤座の土星。
時代の先端を感じながら、楽しみながら、好奇心とあそび心を持って、という感じですね。

毎日写すので家族や従兄弟たちとの日常が多くあります。階段から飛び降りたり、水に飛び込んだり、自転車の疾走、シーツを被った心霊写真など、あそび心がはみ出しています。贅沢な遊びは、飛行機やスポーツカーを見に出かけた様子。別荘(古城)の庭で兄が試作した複葉機の実験飛行なども。
スピード感、ジャンプの瞬間。純粋な興味に突き動かされた子供の遊びから、写真の技術もどんどん上がってライフワークになります。

水星は蟹座、金星は牡牛座、火星は魚座。
成人してからも結婚後も家族写真が多くあります。ベースがお金持ちなのでベッドルームでの集合写真もどこか美しいんです。
三回結婚していますが、初めの奥さんを写した写真、最後の奥さんの写真、どちらも家族写真とも違う感じでとても詩情があり美しい。ここは風ではなく水のエレメントが出ている感じがします。
彼は20代で画家になります。職業では晩餐会の室内装飾なども行ったようです。でもずっと撮り続けている写真は全く個人的なものとして公表していませんでした。

太陽は火星と柔軟スクエア。水星は土星と活動スクエア。金星は天王星と不動オポジションです。
もとが裕福であると職業として何を選ぶか、そこにどんなやりがいを見つけるか、そういうことが庶民とは少し違うでしょうし、そういう悩みがある中で職業じゃない写真の楽しみにも大きな意味があったと想像します。

60代になって訪米したのがきっかけで写真展が行われることになります。
そのときに子どもの純粋な目で時代をそのままに切り取った写真が注目されます。また芸能や芸術の世界に近くあったので、交流写真もお出かけ先で街を切り取った写真も、育ちが出るほどにモードな感じがします。どこかに発表するためではなくプライベートな写真なのですが、身近にあるものが良質っていうのはそういう強みがあるんですね。
2室とか牡牛座とかにあるものを嫌味なく出すのって、自分自身がそれをどう感じているかが滲むので、ほんとは難しそうですが。

“ラルティーグは20世紀の写真の発展にはこれといった貢献はしていません。というのも、彼の作品はずっと知られることがなかったからです。しかし、いったん世に出るや、技巧に優れた写真家たちでさえ「子ども」のようなラルティーグの鋭い直感力に気づかされたのです。”

上のことばは、アジェ・フォトのサイトから。こちらでラルティーグの写真が見られます。
http://www.atgetphotography.com/Japan/PhotographersJ/Lartigue.html

美術館を出ると西陽の時間。ではラルティーグ気分でパチリ。



先のサイトには載っていませんが、本展示の終わりにはカラー写真もありました。ここにある奥さんの日常の写真がキレイでしたよ。

(おわり)

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時間泥棒 オトナの学童 2

  • 2016.01.20 Wednesday
  • 12:00
みねんこです。きのうの(http://nonakaba.jugem.jp/?eid=129)つづきです。

時間は物質ではありませんが、有限です。
いつか必ず時間が絶えて地上での肉体が使い物にならなくなります。そのためわたしたちには「自分の時間」という感覚が自然に備わっていて、何かをするためにそれを使う(費やす)という感覚もあります。時間効率を考えたりしますし、みんなの時間を無駄にするという言い方があります。そういうことを通して時間が有限であると感覚します。

行為を目に見える形にするのが作業や仕事や成果などと言い表されます。具体化する、残せるようにすることで、人に渡せるようになります。無形の時間はそのように形になります。
ふたりや三人の時間を足しても時間の長さが2倍3倍になるわけではありません。同じ空間で作業をするときは仕事の量や作業を分担しますが、必ずしも一人が行う仕事量が半分になるわけではないものです。なのに人は集う。作業効率が上がると感覚します。これ意外に不思議かもしれないなあと考えました。きっとふたりの時間をひとつの目的にあてるという意味だと思います。それぞれの時間を、共同作業にあててひとつの環境に集約して、ひとりでやるよりよい仕事や成果にする。

ここでイメージするのはホロスコープの2室と6室と10室の循環です。6室から、職場環境や労働スタイル、スキルや協調性などをリーディングします。ひとりひとりの時間とそれぞれの資質をもって、作業環境や作業性をよりよくし、みんなのための仕事に変換していくプロセスです。地サインに関連するハウスだから具体性、見える形、共有される価値などに関係します。ここには、社会(の誰か)が評価して金銭に変換できる価値、金銭を挟まないで交換される価値があります。後者はその人を形づくる慣習やローカル空間の特色のあらわれであるとも思います。

みんなのための仕事は、他者が喜ぶ仕事、他者の生活(時間)を支える仕事、他者の資質が効果的に活かされる仕事、もっと他にもイメージできそうです。自分にとって自然体の当たり前感覚が2室だとすると、6室や10室は他者(たち)の価値観や慣習に接する感覚ですね。そうやって社会や世間の中に加わるわたしを想像して、ルールや仕組みを学んだり、持っている資質を磨き洗練させていきます。地のハウスからリーディングできる適性や適職の切り口のひとつですね。

6室に天体がなくても人にはその感覚が自然に備わっています。その人の独自感覚をリーディングするヒントがあります。これに関して言うと、セッションでその人の軌跡を確認することが必要だと思います。その人のリアル世界はどういう環境か、そこでどういう経験をしたか、失敗をしたか、評価を受けたか、、、、それが10室から6室へ循環するひとつのルートです。対して2室から6室への循環は、天然素材(わたし)の特色をどのように認識しているか、使っているか、工夫しているか、です。これも経験から生まれる個人感覚について話すことで確認します。
チャートの活かし方は何通りもあります。10室と2室の循環にこそその独自性が隠されていると感じます。資質、才能、天分。所有という意味で、身体。そのひとりひとりの特徴のなかに、身体がまったく命の容れモノとして使えなくなるときまでというみえない制限が含まれるとしたら、時間もこれら地のハウス循環の重要な要素ですね。


 プチブーケを買って行ったら、ワークの花が部屋に来た!
  喜びは価値の体験の瞬間じゃないかしら

ちょっとしたイメージですが、ひとりが持つ有限な時間を豊かにするとは、自分を中心点にした資質や喜びや価値の球体が、他の球体と微妙に重なりながらこの空間を埋めている様子かなと思いました。直接一緒に作業をしなくても携わった部分の仕事がどこかで豊かさに変換されている可能性があると思います。小さな作業が誰かの日常を快適にする、その支えになる。
時間が過ぎる。時間を待つ。時間をもらう。時間を探す。そういう感じに他者とやり取りされたり、制限や忍耐として感覚される。地上でどのような時間を過ごすか、どのような軌跡を残すか。自分の身体が地上から消えても、仕事が残る、仕事が貢献し続ける。仕事に関する自分らしさ、感覚や価値観は完全には消え去らないのかも。ここは地と対向の水の領域、記憶や伝承、無形の遺産でしょうね。また誰かがいつか形を与えるかもしれない。

昨日のブログのおしまいのほうに書きました。
「さて、時間泥棒は、誰で、盗られた時間はどこにいくのか。うむむ、そんなことを考えても仕様がないなぁ、月曜の帰りの車中では半眼でエアー坐禅してみました。うむむ。わたしがわたしから掠め取っているのかも。うむむ。」
これは、自分の価値の球体がどこともつながっていない感覚、自分の時間が自分だけにしか見えない様子がもの足りなさかもしれないな。でも自らのためだけに時間を使うことにも別の内的な豊かさがあると思います。それも4-8-12室の水の領域と関係しそうかな。あるいは火。

大人の時間の足りなさと、子どもの時間の時間の足りなさは質がちがいますね。最近は子どもの大人化も早い風潮ですが、、、。大人には坐禅体験いいですよ。いつかジョシュアさんが星覚さんをお招きしての坐禅会があるかもしれない、球体が膨らんで重なって灯台屋の部屋いっぱいに充填される時間だといいなぁと思います。

(おわり)

時間泥棒 オトナの学童 1

  • 2016.01.19 Tuesday
  • 12:00
みねんこです。
日曜日はジョシュアさんの「オトナの学童」に参加しました。大人だって遊ぼう、大人だから遊ぼう、というお楽しみ企画です。灯台屋さんのワークテーブルを片付けてマットと大きなフリースを重ねて、靴を脱いで遊べる空間になっていました。

腕を振って伸ばして肩甲骨から温まってから、演劇のクラスの人たちがやっている言葉を使った「頭のワーク」を三つやりました。これが自分というものだから、という枠を緩めたり外したりする働きがあるようです。ゲームはどれも、ウンウン深く考えないでハッと直感したことを理屈を飛ばして、だってそう思っちゃったんだもーーーん、という言葉にします。そんな自分を奥のほうからどんどん表にあげてくる感じです。理屈をすっ飛ばして出てくる言葉は笑いを誘い、笑ったら、ゆるんで、自然に理屈からはなれていくようです。ポンとでた言葉に誰かがクスッと吹いたり、どっと笑ったり、場の空気が変わります。笑わせているのでもなく、笑われているのでもなく、不思議な感じかも。

そのあとの「お花のワーク」からはひとり内的なワークです。ジョシュアさんが用意した花を一輪えらび、向き合うように花を見つめて、そこで花の意識(ある?)と自分の意識を融け合わせるというか同一になるというか、花の中に入っていくような花が入ってくるような感覚の体験です。感覚器官がだんだんと開いて五感と思考(言葉)がひとつになるイメージを持って、花に問いかけ花の言葉を聞くんです。花も自分、その言葉を聞く、でも耳からじゃないんですね。どこからでしょうかね。ここで交わした言葉を気づきノート(スターウオーズのジャポニカ学習帳)に記録して、お茶を一服。


 伝説をここに記録しよう(右上に書いてある)

あったまって、しずまって、ここから坐禅です。
もちろんお作法も教えてもらいました。目は閉じずに半眼です。ヨガクラスでやる瞑想は同じような座法や姿勢で、そっと瞼を下して自分の内側をみます、というふうに誘導されることが多いですが、この坐禅では目は斜め45度下方で半眼にします。目を閉じずにおいてシャバにいること、こことつながりを持たせた状態にします。半眼によって瞑想よりもアソビが少なくなる感じ、感覚が高まる気がしました。ジョシュアさんが坐禅の魅力を教わった雲水・星覚さんの声で誘導してくれるアプリ(雲堂、うんどう)を活用。

学童の帰りにジョシュアさんから聞いた星覚さんのお話しが印象的でした。ベルリン在住で年に数回日本に戻られて、あちこちでワークショップやお話会などで坐禅を伝えているそうです。お金を使わず(自分の所有というのが身体のほかにないのかな)世間から施されたものをありがたくいただく、そのような修行の身を実践されていて、都内の宿泊場所からワークショップ場所までは交通機関を使わずに数時間かかっても歩くのだとか。

月曜日朝の都内は雪が積もって交通機関も大きく乱れてました。いつもより早く出ました。いつもより1時間以上多く費やして、閉じ込められて、振り替えられて、待たされて、やっと勤め先に到着の人も幾人か。追われるのか、追いかけるのか、刻むのか、というような時間と、星覚さんの一見して無駄のような時間と、どっちがどうなのか、とか思っちゃいました。

さて、時間泥棒は、誰で、盗られた時間はどこにいくのか。うむむ、そんなことを考えても仕様がないなぁ、月曜の帰りの車中では半眼でエアー坐禅してみました。うむむ。わたしがわたしから掠め取っているのかも。うむむ。

(つづく) http://nonakaba.jugem.jp/?eid=130
■ジョシュアさんのブログ「バルケッタに乗ったジョシュア」
 http://joshuajoshua.blog.fc2.com/blog-entry-34.html

JUGEMテーマ:星占い・星読み・占星術

星抜きの交流会

  • 2015.12.27 Sunday
  • 22:35

みねんこです。
きのう土曜日は関口シュン先生、中西れいこさんの【今世界で何が起きているのか?〜戦争やテロのない世界へ】という交流会に参加しました。参加者は15人くらいでして、みなさん占星術学習をされているのだろうと思いますが、この3時間は天体やサインの用語なしで語り合いました。

まずは関口先生のお話しで今日のテーマを共有しました。とても大きなテーマでして、フランス革命のころ、占星術の中では天王星と結びつけて語られることが多いところです。人権への意識づけがはじまること。それまで感覚されにくかった「私」という意識が生まれ、「私」がよりよく生きるために最低限必要なもの、尊厳への意識づけのはじまりでもあったということです。
自由や平等、博愛などがキーワードにあげられますが、同時に考えられるテーマには所有(資産を持つこと)や自分の大切なものを守るという意味での安全(衣食住の確保よりも財産を安定的に保つ)の欲求があげられました。見える形、見えない形、さまざまな抑制にあった多くの人々が自己の欲求、個人の豊かさに目覚めていくときだろうというお話しからはじまりました。

この話から広がるイメージとして、現在は「私」が拡大して肥大してきて今では私を持て余しているのではないかということ。また一方では搾取され続ける構造がある。これは地域や国の間の力関係だけではなく、世界の中で豊かな暮らしをしている私たちも精神的な搾取をされているのではないかということ。今のような暮らしができなくなるという恐怖から、社会も個人も、豊かさを消費という指標の増加によって大きなシステムが安定的に成長し続けること結びつけるてしまう。無意識に飼いならされてしまう。


 中西さんが最近読んだ本から
  一節を選んで紹介してくれました 

大きなテーマから始まったのですが、シェアトークでは参加者の身近なエピソードや実感が語られ、参加者の日常や背景を想像しながら聞くといろいろな刺激がありました。「足るを知る」というキーワードが繰り返されました。関口先生からは、情報に心が煽られやすい現代。目先のことに心を振り回されてボンノウが「よりよく生きたい」の意味を固めてしまっていないか、というようなメッセージがありました。
足るを知る、、、、に頷きながら、会の最後に全員がシェアしたときに、なぜかわたしは「もっと貪欲に」と言ってしまいました。豊かになりたいと思いつつ、なにか豊かさに届かない選択をしてきたかな、というもやもやした感じが湧いてきて、そういう表現になったようです。

天体模様を通して話すのとはちがって、ググッと濃厚な楽しい3時間でした。

(おわり)

ふらりと歩いて 本屋さん

  • 2015.12.24 Thursday
  • 12:32
みねんこです。
きのうは祝日で休暇でした。蔵前に新しく出来た本屋さんに行ってきました。小さな店で土日と祝日だけ営業しています。その他の日は店主さんは別のお仕事をしているそうです。
H.A.Bookstore http://www.habookstore.com/%E6%9C%AC%E5%B1%8B-bookstore/

目の高さより低い本棚に店主セレクトの本が並んでいます。本や出版に関係する本、働き方やコミュニティにかんする本、文房具の本、手紙の本などなど。1時間以上立ち読みしました。最後に文庫本を1冊買いました。
この本、おもしろいです。最近占星術のWSと称して12ハウスの考え方やイメージを話しているんですが、アイデアやヒントになりますねこれは。楽しく読んでいます。


 小さなビルに小さな看板


 階段を4階まで登ります

働き方と言えば地の2-6-10室、コミュニティと言えば風の3-7-11室を思い浮かべます。でもそこに参加する一人ひとりの個性やモチベーションをイメージすると火の1-5-9室が外せなくなります。そこで共感や感動が生まれることをイメージすると水の4-8-12室への働き掛けがポイントでしょう。
あ、全12室関係しますね。あたりまえですね。

このお店は出版や販売など本にかんする興味を持っている人がフラリと来そうな感じです。そういう集まりをしたいね、と、店主とそのお友だちが話しているのを聞きながら立ち読みしていました。個展のギャラリーとか交流会とか、そんな感じの夢が聞こえてきました。
占星術に興味がない人に、12ハウスの構造やイメージを展開したお話しをしたらどうなるかな、そういうのも面白そうだなとか、わたしの夢も少し膨らみますね。歩いて30分くらいで行ける場所なので月に一回くらいここを覗きながら、卵が孵るときを待ちましょうか。


 帰り道に、一杯の かへおれ。

新しい本が仕入れられたら、わたしの興味もすぐに移り変わるかもしれません。それが三つくらいに散らばったら、もう一度合わせてみましょうか。春頃になるのかな。
ぜんぶ思いつき。もし、なにか思い立ったら、おしらせしますので、遊びに来てくださいな。

(おわり)

JUGEMテーマ:星占い・星読み・占星術

テツドク! に参加しました。 2

  • 2015.10.26 Monday
  • 20:37
みねんこです。(記事 http://nonakaba.jugem.jp/?eid=5 からのつづきです)

この本(ハンナ・アーレント「活動的生」)は今年の5月に発刊されたそうで、けっこうお値段が張るものだそうです。たしかに講師が持つ本は新書とか単行本ではなく風格の装丁でした。
今回扱ったのは序章と第1章。名古屋からいらっしゃる同年代の先生なのですが、年に2回としてあと8回やればおわるかなー、と言っていました。

目次のコピーを見ると、
「公的なものの空間と、私的なものの領域」
「労働のいわゆる生産性と似て非なる、労働の多産性」
「人間事象の関係の網の目と、そこで演じられる物語」
「行いの予測のつかなさと約束の力」
「労働する動物の勝利」
おいしそうなタイトルが並んでいますわ。アセン軸のイメージと、土星や10室を超えた天王星11室の雰囲気が滲んでいるような、、、そんなことを思いながら下丸子からの帰り電車に乗っていました。


アイヒマンの映画もアーレント関連の書籍にも触れずに参加したわたしなので、ここに書いたことはけっこう頓珍漢なのだろうと思われます。でも、聞くのもこれを書くのも楽しかった。
 
頭の中をグルグルしたことがもう一点。今回の講師とアーレントのシナストリ。
修士2年の夏に無謀と思いながらも衝動的、運命的に論文テーマを変えてアーレントにしたそうです。このおばはん、くどくど書き散らすから分からんくなる、とか毒づきながらも愛がある。こういうカフェ談義のような多様な個人(市民)の関わり合いのなかにで新しいオープンなものがうまれて、イージーな全体主義に対抗する。アーレントが実践したかったのはこういうのなんじゃないか、という思いにおされて、このような活動していると話していたのが印象的です。

(おわり)

テツドク! に参加しました。

  • 2015.10.26 Monday
  • 20:32
みねんこです。
10月25日にちよう、「活動的生」ハンナ・アーレントを読む会に参加しました。

約1時間、講師がテキストの抜粋とアーレントの研究背景などを解説する資料を用いて説明したあとに、質疑やフリートークを40分ほど行うかたちでした。

 
この本では、人間の三つの根本活動(純粋な思考をのぞいて)を、労働(labor)、制作(work)、行為(action)を総称して「活動的生」(本のタイトルとなっている)としています。

労働という活動は地の牡牛・乙女の自然や生理や生命維持のイメージでした。
制作は反自然的な人工世界うんぬんで、形があるモノ残るモノをつくる活動一般かな。
そして行為とは、「活動的生のうちで、物質、素材、人工物といった媒介によらずに人間どうしのあいだでじかに演じられる、唯一の活動である」その根本条件は複数性である、と。

わたしの他に参加している方たちは哲学をいろんなレベルにおいて愛していると思われる男女15人(20〜50代)でした。著者の用語の使い方とか、定義とか、他の哲学の人との違いとか、そういうことが気になる(というか大事である)んですね。
わたしはそのあたりをスルーして脳内でホロスコープを立ち上げていました。

彼女ののチャートには逆行の水星を絡めた水のグランドトライン木星海王星・土星があります。
理想主義と困難な現実のあいだをグルグルしていそうです。人生をかけて答えを探しているイメージ、大きな犠牲を伴うイメージ。

月(たぶん)と火星は乙女、金星は射手です。
柔軟宮の個人天体には、時代背景や環境の影響を受けた人生を感じました。自分ひとりではあらがえないものごとに私的領域を巻きとられながら、目に映る現実のとはべつの人間の根本のようなもの求めたのかな。

 
よく哲学者は死(人は死すべき存在である。可死性)を扱うらしいんですが、彼女はその裏返しとして出生性というのを打ち出すんだそうです。「始まり、beginning」「創始、initiative」そんな言葉を使うらしい。

アーレントの太陽は天秤20度。
活動宮を見てみると、木星海王星の合が蟹に、山羊の天王星です。しっかりとしたアスペクトはないのですが、活動宮の動き出す性質を追っている、というか、生存をかけて押し出されているような。ナチス全体主義との葛藤は、天秤太陽とそこを補完する牡羊の性質と、蟹山羊ラインのテーマの緊張なのかなと想像したりしました。

(つづく)

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