いまは占星術サイトで生年月日・出生時間・生まれた市町村のデータを入力すれば、簡単に出生ホロスコープが作成できます。
同様にアストロマップ(太陽や月ほかの惑星を表す曲線が世界地図に重ねられたもの)も無料で作成できるありがたさ。
アストロマップを見ると想像力が刺激されますよね。
自分の運勢と関係のありそうな地球上のさまざまな国や都市の文化。
もし、ほとんど自分の予備知識がない地域にアストロマップの曲線が通っていたらどうでしょう。
たとえば、ユーラシア大陸やアフリカ大陸、南米大陸の中央部を渡る天体ラインがあるとしたら。
グーグルマップで見てみても、実際に行けそうなポイントがなく、人が暮らす様子も見つけられないような。
世界についての情報はだいたい、学校教育(歴史や地理)、テレビ・ネット・雑誌などメディア(ニュース、政治経済、文化、商品サービス、宣伝広告)、小説や映画作品などがもとになります。
しかし極端に情報が薄い土地、そもそも人が住むのかわからない土地が世界にたくさんあります。
砂漠、サバンナ、森林、高山、孤島、寒冷地、海上、、、総面積で比較すると情報不足の土地のほうが断然多いはず。
「自分と土地の縁」という想像力を働かせるためには、なにかしら情報が必要ですが、自分の知識や情報を利用しても世界地図のほんの一部しかカバーできません。
アストロマップをきっかけにして、具体的な出来事や計画も予定もない土地、何も手掛かりのないエリアにポっと興味関心が湧いてきたら。
理由がはっきりとわからないのは当然でしょう。
いまはネットで手掛かりサーチできます(便利)。
しかしですね、ボキャブラリーの問題が、これに立ちはだかるのです。
頭や心になんとなく「気になるタネ」のイメージがあったとしても、キーワードや質問文を入力するところで悩みます。
なぜか懐かしく感じる。
なんとなく聞いた記憶がある。
どこかで見たような気がする。
町や人のの雰囲気、気候や風景、耳や肌で受ける体感、、、、「気になるタネ」があっても、なかなかうまく説明するのは難しいし、伝わる気がしない。
アカシックリーディングと占星術の組み合わせは、そんな「気になるタネ」を切り口としてリーディングを始めて、土地との縁を探ることができます。
なぜなら、その土地の情報は、あなたのどこかに隠れていと考えるから。
似たような別の記憶と混同しているだけかもしれない。
事実とはちがう間違ったことを考えてるのかもしれない。
そういうちょっとアヤフヤな「気になるタネ」のすべてが、土地との縁を探るときの材料になるでしょう。
「気になる」思いが湧くのは一体なぜなのか?
どんな縁によって引き起こされたのか?
思い違いしちゃったのも理由がある?
「気になるタネ」を唱えて、そっとドアを開いてみる。
そんな感じにリロケーションのセッションを使うこともできます。
(おわり)
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人気企画の参加募集のお知らせです。
土地との縁を読むグループセッション、リロケーション、第20回目
日時:3月23日(土) 14:00〜17:00(若干の延長あり)
場所:灯台屋(神奈川県川崎市、最寄り駅はJR武蔵新城)
募集:クライアント3席(残2)、見学3席(残3)
申込: おっちゃんのブログ から
クライアントには簡単な事前ヒアリング(メール)で、気になる土地や場所・その理由をおたずねします。自分との縁を知りたい場所を最大3つ指定できます。
セッションはおひとり40分の設定です。アカシックリーディング(おっちゃん)と占星術(もずく、みねんこ)を駆使してリーディングします。
前半20分のアカシックのパートでは、その土地でどんな事をしていたかという情報や、なぜそうしたことが今気になるのかの理由を探ります。
後半20分の占星術パートでホロスコープ(出生図、気になる土地で作成したリロケーション図など)から読み取れる多様な情報をお話しします。
いつも少し時間が膨らむので実質はおひとり60分弱になります。
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水瓶座0°にある冥王星を天体が追い抜いてゆきます。
まずは火星が追い越しました。
そして続いて金星が接近していきます。
火星については2017年にこんなブログ「火星と 面白いこと」を書きました。
地球より外側、木星より内側の軌道にある火星は、世間のあり様に合わせて自分自身を調整していくときに発動するし、世間にまだ存在しないヘンテコなものを提起していくときにも発動する。
上手くいくための方法(コツ・近道・考え方)は〇〇だ、これを我が身に装備すれば勝てるだろう。
しかしその方法が万能ではない。上手く機能する状況には賞味期限や消費期限がある。
それがステップであり、次の段階の学習が必要である。
へこたれず、着々とこなしていく努力。その積み上げが成功への道のり。
一つ一つの学習過程は地味だけど火星のアクションである。
自分自身を修正してより大きなものや状況とのバランスを整える感じの火星です。
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久しぶりにリロケーションのオープンセッションをやってみて、やっぱりよいな、自由な時間だなと思いました。
クライアントさんは何について聞いてもいい自由がある。
読み手側は、型にはまった均等なサービスを目指さない。その時に重要だと考えるポイントを探す自由がある。
見学者にはそっと聞きながら自分の中でイメージを膨らませる自由がある。
クライアントさんには事前にヒアリングシートを記入してもらいます。
どんな土地の、どんなことが気になるかをあらかじめ考えてから参加しますが、ヒアリング回答してから当日までに関心が変わって、別のことを聞いてもOKというセッションの建て付けになっています。
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やっと開催した対面リロケvol.19(2024年1月27日)のレポート前編です。
今回セッションの前説で、約2年ぶりの開催と言いましたが、ちゃんと数えてみるとvol.19とvol.18の間は2年9か月もありました!
9人集まるグループセッションは、コロナ対策のためオンラインで開催していました。vol.14〜vol.18
vol.18(2021年4月24日)
vol.17(2020年10月4日)
vol.16(2020年8月9日)
vol.15(2020年5月24日)
vol.14(2020年4月11日)
ですので灯台屋1階での対面開催はvol.13(2020年2月18日)が最後で、なんと今回は約4年ぶりの対面セッション!
個人的には、人の出生図をリーディングするのは約2年ぶりでしたが、回を重ねるうちにリロケーションのグループセッションに効果的な準備方法ができていたので、まえと同じように用意しました。
せっかくリロケーションで空間と時間を超えてここに流れ込むシンボルを見ていくので教科書通りの読み方ではもったいない。
本人にとって当たり前すぎて意識できないもの、見ないふりして素通りする対象、チャートにあるけれどまだ読まれていない潜在的な部分をサーチする感じです。
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11/14は、火星サイクル4周目、9番目サイン射手座編の火星ワークショップでした。2017年にから通算53回目(たぶん)。
今日は先に結論を書きます。
【占星術のサイクルワークの秘訣】
定期的に振り返る: サイン単位
>現場やイベントに対するフレッシュな思い
>人間は忘れやすい、消えないうちにチェック(都合よく忘れるから生きていられる!)
流れを眺める: 火地風水サイクル
>その瞬間や現場を離れて引きで見る、違った見え方、考え直し
>別の可能性、オルタナティブ(代替案)・新たな仮説
長期間の観察: 火地風水サイクル×3回=12サイン全体
>表面から見えにくい共通要素の繰り返し
>繰り返しの中でまだ使っていない多くの要素
>アプローチと戦略、日常や定型の中に見慣れないものを取り入れる
例として火星サイクルで説明します。
●サイン単位
火星のサイン移動のタイミング、旧サインの振り返り/新サインのイメージづくり
1.5〜2ヶ月の間隔でワークショップ開催中
●火地風水サイクル
火星は7〜8ヶ月でサイクル完成
ものごとの発生(火)から記憶の定着(水)を確認。
●火地風水サイクル×3回
各回テーマで意識が広がる ?個→?関係→?全体
火星は約2年で12サインを完成
●火星サイクルのおまけ:逆行
逆行サインは最長7ヶ月の長期滞在、強化ポイント
15〜17年かけて逆行サインが1周する
ここからは具体的な説明です!
]]>灯台屋での対面開催を復活して2回目の心理占星術デイ!、前月に続いて5月も火星テーマで話しました。
火星の意味が対立や障害物なのはどうしてだろう?
火星が問題を表面化させる(トリガーになる)のはどうしてだろう?
大きくはこんなトピックをあげて話し始めました。
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ゴールデンウィークに星茶の対面開催を復活しました。ツイッターでの募集ツイートにリプライをいただき、喫茶店での待ち合わせが無事に3回成立しました。
↓こんな感じの募集です↓
「ゴールデンウィーク中にむかしみたいに朝に待機時間と場所を呟いて、
その辺の喫茶店で3時間くらい誰かが来るのを待つ星茶をやろうかな。企み中」
「星茶は占星術を絡めてた私的な雑談です。
あまりお互いをしらない同士なので、
話したい範囲の私的なところからスタートする感じで、
真面目にも深刻にもなりすぎず。
あまり難しく考えないでよいので気軽に試してみてください。」
「連休中に東京方面にくる方なら、スキマ時間を利用して、
新幹線やバスや飛行機の出発までの小一時間のおしゃべりとか。
むかしは空港まで行ったり、東京駅、品川駅、上野駅のそばで
待ち合わせて星茶したりしました。なつかしいわ。」
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やっぱり自分の思いつきをほかの人に説明できる形になるまで膨らませたり掘ったりするのは楽しいですね。
人に説明すると、それはこういう意味か?という確認フィードバックあって、そうした突発に自分が答える時に新発見があります。
だから事前に用意しておいた以上の話ができます。
今回はさらっと話すつもりだった火星と社会天体の組み合わせについてそんな展開がありました。
火星と木星なら、報酬と行動の結びつきが野心や向上心になる。
火星と土星なら、制約や限定条件のなかでいかに形に仕上げるかという慎重さや観察力になるだろう。
どちらもポジと対になるネガがあります。
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2015年〜2019年に行っていた占星術ワークショップ復活のおしらせです。
こちらは占星術講座ではありません。
ホロスコープの基本的な読み方や実際の占い方をわたしが教えるのではなく、参加者みんなのフリートーク。
今回のテーマは「個人天体としての火星」です。
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はっきりと意見を持っていて、あなたはどう?と問いかけてくるような人は格好よく見えますよね。
返答として、まとまっていない考えを述べたときに、どんな態度になるか。
あなたの考えを聞きたいと言いながらそれを否定するような調子で対応されると疲れますね。
まだ決め切らない、情報が足りない、考えが途中であるという前提で話しているのに、言ったことに責任が持てるのかと細かいところを突っ込んで自分の考えを押し込むような。
人の意見を跳ね除けるために、すべての、とか、断固として、という言葉を使っているならかなり前のめり気味でしょう。
魚座は秩序の乱れたカオスな状態といわれますが、魚座の土星がプレッシャーのようになれば、自らの白黒つけない保留状態に耐えられずに、すべてのとか断固としてなどの強い言葉を持ち込みそうな気もします。
日ごとに情勢は変化していて、発信される情報は大量で多岐にわたり、相互に矛盾することが多い。
問題を順序よく解決して進んでいくことなんてできるのだろうか。
]]>今晩おそくに土星が水瓶座から魚座に移動します。
サインをまたいだ逆行期間を含めると、土星は約3年のあいだ魚座にいます。
土星が逆行するのは、魚座の反対側を太陽が運行する間(6月〜11月)になります。
★土星の移動
2020年3月22日 水瓶座へ移動 (7月2日 山羊座にもどる)
2020年12月17日 水瓶座へ移動2
2023年3月7日 魚座へ移動
2025年5月25日 牡羊座へ移動 (9月1日 魚座にもどる)
2026年2月14日 牡羊座に移動2
2028年4月13日 牡牛座に移動
そして2週間ほどすると冥王星が山羊座から水瓶座に移動。
冥王星は20年近く水瓶座にいます。長いですねー。
そして次の魚座期間はさらに長く25年です。
★冥王星の移動
2023年3月23日 水瓶座へ移動 (6月11日 山羊座にもどる)
2024年1月21日 水瓶座へ移動2 (9月2日 山羊座にもどる)
2024年11月20日 水瓶座へ移動3
2043年3月9日 魚座へ移動 (9月1日 水瓶座にもどる)
2044年1月19日 魚座へ移動2
2068年2月23日 牡羊座へ移動 ....
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太陽が12番目のサイン魚座に入りました。1年サイクルの終わりと次のサイクルの予感が混ざり合う時期です。
毎月書いているニコプラネットの赤ペン12サイン占い、12人のメンバーが12サインを分担してお届けしています。今回は牡羊座の運気を担当しました。
よんでみてね!
このブログでは、わたしの赤ペン占い原稿作成について書きます。
これまでと同じように1か月の天体配置を分析と注目タイミングのピックアップを行っていますが、その準備作業の情報を最近はあまり使わずに書いています。
手順はまず魚座についてのイメージをつくります。
(社会)→(関係)→(個人)という流れで大まかに捉えます。
魚座は大きな流れのフィナーレであり、新しい流れの胎動であることに注目しました。その中でどんな体験(過ごし方)をみんなはするのだろうか。
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おひさしぶりです、みなさまいかがお過ごしでしたか?
先週、2年に一度の火星の逆行が終了しました。今回の火星サイクルでは双子座の範囲内での逆行であり、長期間7ヶ月も双子座にいるわけです。2022年8月から2023年3月までを「火星サイクル手帳」では第1期(順行)-第2期(逆行)-第3期(順行)のセクションに分けて活用しています。
今回は、先日ツイッターで呟いたことをもうちょっと詳しく書いてみたいと思います。
火星を考えるとき、<自分−他者>の枠をあてはめると、自分に向って誰かや何かがやって来るイメージになります。どちらが勝つかの競争(優れているか、早いか、大きいか)や、両者が向い合う配置やぶつかり合うような戦いのイメージです。
「力があるほうが制する」という男性的な力の原理です。
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灯台屋さんイベントカレンダーに星茶の予定をアップしました!
星茶は、占星術についてのおしゃべり40分(ワンコイン)です。
水曜の夜、土日の午後〜夜、基本的にzoomでのおしゃべり(対面もアレンジ可能)です。
気になる12サインやエレメント、天体の意味やサイクル、イロハやABCなど、どんな話でも。
最近の星回りに思うこと、トランジットで感じたこと、ご自身のホロスコープで考えたこと。
話してみたいトピックがあれば、申し込みの備考欄にお気軽にメモしてください。(当日に話題変更してもOK)
最近の星茶では、
・占星術に興味があってネットを読み始めたけれど、まだ手を動かして調べていないですが、占星術でどんなことがわかります?
・太陽星座のほかはちょっと読んだけどよくわからなーい、、、金星と火星ってどんな感じですか?
・占星術で相性を読むときはどんな風に考えるんですか?
などのトピックがありました。
みねんこの星茶活動はツイッターをベースに2014年から続けています。
わたしが学んだ心理占星術の考え方をベースにしてお話ししています。
心理占星術といっても色々あります。
わたしは米国のノエル・ティルの心理占星術をベースにしています。新里ひろきさんの講座とワークショップにも参加しました。
解釈などで影響を受けているのはオーストラリアのブライアン・クラークの著書(ファミリーレガシー、ヴォケイション)です。
直接に学んだのは心理占星術のnicoさんの各種講座でした。
nicoさんと仲間で火星サイクル手帳やニコプラネット(web)に参加しています。
読書が好きで、そのとき関心があって読んだものを、占星術のイメージで組み立てるのが特技です。
どうぞよろしくお願いします!
(おわり)
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