山羊座でフォールする木星  扉をひらく前の準備期間

  • 2020.07.21 Tuesday
  • 19:08
みねんこです。
nicoさんの木星逆行ブログ(http://nicosmic21.blog.fc2.com/blog-entry-1936.html)を読み、わたしもフォールの木星について考えてみました。
フォールとは伝統的占星術の天体の品位の一つ、天体の力を点数化した場合に−4点となるあまりよくないコンディション。
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木星の品位(ディグニティとディスアビリティ)は、射手座と魚座でドミサイル+5点のわが領土で尊重され高貴に振舞うような状態、その対向の双子座と乙女座でデトリメント−5点の慣れない場所での障害に苦労するモード、蟹座でイグザルテーション+4点の高揚したイケイケ状態、その対向の山羊座でフォール−4点の対等に見られにくい下降モード。
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なおこの品位は、個人の出生図での天体の能力格付けや優越ではありません。
伝統的占星術である質問に対する答えを見いだすためのチャート読みの技法であると考えてください。

 

 

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木星が山羊座入りした2019年12月を潜伏期間として、今年1月に新型コロナウィルスの影響が世界的ニュースになりました。
徐々に移動制限がかかり、発生源とされる中国からの貿易品や各産業のサプライチェーン障害が最初のインパクトでした。
日本ではマスクショック、トイペショック。
各国においてリスクの広まり方やその対処にお国柄(文化的背景や生活習慣)の多様さがありました。

マスク文化、楽観見通し、ロックダウン管理、情報公開方法、政治トップの語り掛けなど。

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一つのグローブとしてまとらんとする勢いや主導権競争がこれまでにありましたが、国家体制や基本思想などの多様さ(まとまれるわけがないという具体的リアル)、その根っこにある集団性って何だろうって思いを持ちます。

富や名声など(木星)が世界全体を一つの方向に導いてきたパワーだと思います。

それが過剰なグローバリゼーションなのではという感覚も出始めたところ(EU離脱や○○ファーストなど)にキュウと萎んだ感じです。

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オンライン技術により移動制限の中でも交流機能がありますが、その道具や手段に近い人とそうでない人の格差の問題はより広がっていると思います。
職種や階層での違い、教育場面の機会の差など、これまで見えにくかった貧困の構造を映しています。
宗教方面も繋がり構築のための礼拝などが危険視されたり、こんな時だからこそ大きなものに縋りたい気持ちとのスプリット。
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動いて現地に行ったり、不特定多数の人と接触することが仕事である場合、自分たちのやっている事に迷いが生じ、何を信じていけばよいか不安になっているでしょう。
誇りを感じてやっていたことが、人の命を危険にさらす原因となるから、自粛して当然などと言ってくる人がいるわけです。
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国内世論、国際世論とも、まだ根拠の薄いままの情報に左右されて、ふわふわした状況にあります。
自国の対処に不満がある人は外国のやり方を称えて褒める、体制と距離が近い人たちは自国の素晴らしい部分を競うように示したがる。
大衆感情の不安不満は、政治場面の票集めに利用されます。
近年懸念されてきたポピュリズム主導の危うさ、今まで総体として様々な意見を内に持っていた構造が、相互理解を二の次として投げ出し、意見分断が進む感じがあります。
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五輪を筆頭にライブ体験が必要な催しの企画、運営、リスク評価と管理方法は模索が続いています。
主体として、が中止や続行、再開を判断する際には従来想定できなかったプレッシャーにさらされ、木星の信念が試されるようです。
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影響力の強すぎるメディアから離れて(フォール木星)、自分は何に導かれてきたのかという問い、ここからどっちへ進むのかという迷いのときに、水星を使い実地のリアリティを見るほうがよさそうです。
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トランジットの流れを拾ってみましょう。
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蟹座での逆行を終えた水星はぐんぐん速度を増しています。
まもなく始まる太陽のホーム獅子座期間に、水星は、蟹座中盤〜獅子座〜乙女座初期度数まで進みます。
7/28-29 木星と水星のオポジション
8/17 太陽と水星のコンジャンクションは牡羊座火星とトラインの調和
 どちらもホームサインである火星太陽のトラインに、水星がぴたりと重なるのが印象的
8/19 獅子座新月は水星がまだ近くにある
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乙女座は水星にとって最高の場所、ドミサイル+5とイグザルテーション+4の両方を獲得します。
8/29-9/3 水星と木星の地エレメントのトライン(月も山羊座)、そのあと冥王星・土星とトライン
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また太陽の乙女座期(8月下旬からの1ヶ月)は、太陽が木星以遠の社会天体・トラサタ天体とメジャーアスペクトを作る注目すべき期間。
トライン天王星 →トライン木星 →オポジション海王星 →トライン冥王星 →トライン土星
この途中に牡羊座では火星が逆行に転じます(9/10、28度)
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太陽の天秤座期は、まるで今の蟹座期のように活動サインが賑やかになります。
逆戻りの火星が土星・冥王星・木星と2回目のスクエアを組みにいき、天秤座の終盤は、太陽と火星、木星・冥王星・土星のTスクエアとなります。
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こう見ていくと、今は重大な方向転換の決断の前の準備期間のように感じます。
知らず知らずに先入観や期待感(距離の遠いものには恐怖や抵抗感)でものを見て、自分の考えにして、そのとき都合よく世論を吸収するのが人の常。
ですので、木星万歳という気持ちの強すぎる状況が続くのは、やはり危険な面があるのでしょう。
木星フォールのこういったしぼみ状況にならなければ、見えてこないこともたくさんある。
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次の展開にどのように修正するかが木星の叡知というか、経験を生かすという事で。
どんな苦しい体験も次に生かされる糧になる、木星の建設的発展的な在り方につながっていく気がします。
星を読めて、何かを知った気になっても、自分が実際にやるのは大変なので、忘れないように書いておきました。
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(おわり)

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