火星は水瓶座を抜けて魚座へむかう 次のサイクルへ近づいている今やったほうがいいこと
- 2020.05.11 Monday
- 12:42
実際はどうでしたか?
占星術的な意味を考えると、とくに奮起したり注力するポイントがない状態は、ある意味では火星にとってはフラストレーションとなる可能性もあります。
自分で何かを生み出し、世間が見たことのないものを表明しようとするなら、自分と他人や環境の考えがぶつかるのはごく自然なこと。
それはナニ?
それはナゼ?
という疑問が返ってくる。
その疑問は、あなたという未知が世界に発見され、誰かの興味を掻き立て、反応を引き起こした証明です。
また、相手から返ってくる言葉や仕草は、あなたにとって未知であり、あなたからの反応を引き出します。
後半サインとくに射手座以降の社会サインを進む火星は、こういった機会をとらえて、自分が形にしたい「何か」を少し客観的に見ることを助けてくれたでしょう。
ご存じのように天体やサインは、人のフィルターを通して具現化してくる場合が多くあります。
ですのので、形式上は、
なんでそんな意味のないことやるの?
もっとこうすればいいのに
こっちのこれのほうが全然とすごいよ
のような言葉や態度になって現れたかもしれません。
アクシデント、トラブル、邪魔だて、ライバル、競争心、攻撃、、、
火星がこれらを引き起こすイメージを持たれていますが、これは未知の「受け取りよう」の一部です。
相手の意図が分からない、相手のレベルが理解できない、相手のやり方が見慣れない
人は未知に遭遇したとき、ボーっとしていられない、ここで火星がちゃんと働くのです。
自分が何かに対して不満を表明するときを想像してください。
先に書いたような言葉や態度に似たことをしようとしていませんか?
わからない! いやだ! やめて! こわい!
という未成熟な反応ばかりではなく、(もちろんこれが大きな危機を知らせる機能を負うこともあります)
いまの自分にはなんだか奇妙だけど、
これなんだろう、わかるかな?
表面的な好き嫌いの判断の向こう側にあるものを見ようとするとき、火星は心強い同志になります。
火星のピンポイントの高い熱量により、興奮状態が生まれます。
勝者と敗者のイメージを脳内に作り出し、やる気に発展したり、逆に意欲を削がれた状態になったりする。
火星との付き合い方で、ホットとクール、両方の受け取り方を体験するはず。
サイクルワークを通してそんな発見があったら、プロジェクトとしてとても嬉しいこと。
画像は去年2018年夏の火星大接近の様子
6月27日から8月27日、ホロスコープの水瓶座と山羊座で火星が逆行
模式図のずっと外側にある12サインの円環をイメージしてみて
2017-2018年の火星サイクルでは、火星逆行の期間に地球と火星が大接近しました。
そして2019年に始まった逆行のない今回サイクル、12サインを均等なスピードでスムーズに運行しました。
自分の行く先を照らす灯(ともしび)となる火種を、どんなに小さくてもいいから意識していた人には、12タイプの問いと答えを見出し続ける期間になったでしょう。
まだそれがハッキリしない段階の場合は、無意識のうちに、自分の火種とちがうものに対する強い反応を引き出されたかもしれません。
受け身の態勢にある段階であれば、それも自然な火星サイクルの使い方です。
12サインを振り返り、ポジとネガ、能動と受け身、主体性と客観性、アップダウン、過剰や不足が印象に残ったサインは?
そのエレメント(火地風水)、クオリティ(活動・不動・柔軟)の機能や特徴について、火星サイクル手帳のテキストを再読して深めてみてください。
新たなサイクル、すぐそこです!
火星サイクル手帳は未来のスケジュール、取り組み過程の再考、両方をサポート
おしらせ
★恒例 火星ワークショップ魚座編online 間もなくご案内予定
★新サイクルの手帳は6月21日、夏至の日に販売開始予定(詳細は少々お待ちください)
火星サイクルプロジェクト https://mars.nicopla.net/
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