カイロン サイクル50年の最後の逆行。

  • 2018.12.03 Monday
  • 18:00

みねんこです。

 

まもなく12月9日に小惑星カイロン(キロン)が魚座27度53分で逆行を終えます。

 

カイロンは今年2018年4月17日に牡羊座入りし、新しいサイクルが始まりました。

 

その後、7月5日から逆行し、9月26日に再び魚座に戻りました。

 

カイロンは、土星と天王星の間を楕円軌道に乗って50.7年周期で回っています。

 

楕円軌道の一部は土星軌道の内側まで入り込み、その反対側では天王星軌道と重なるほど太陽から離れます。

 

楕円コースのためサイン滞在期間にばらつきがあり、魚座・牡羊座・牡牛座では7〜8年と長く、乙女座・天秤座・蠍座では2年と短くなります。

 

1977年の発見時、世界はこの天体にギリシア神話に登場するカイロンの名を与えました。

 

カイロンは半人半獣ケンタウロス族(野蛮で荒っぽい種族)にありながら物静かな性格で音楽や自然を好む。

 

ケンタウロスならではの武術や、薬草や医術の知恵を人々に授けることができる人格者であるが、怪物に生まれついている。

 

人か怪物か。

 

楕円軌道は、土星内の世界と、天王星以遠の世界の間で揺れる存在であること。

 

どちらに定着しても、ありのままの自分の一部分を否定しながら生きることになる苦しさのイメージです。

 

 

 

カイロンで思い出すこと。

 

5月に参加したブライアン・クラーク先生の夢とアストロロジーのリトリート。

 

その静かな場でシェアされた個人的な病苦の開示に対し、それに通じる心理体験を持つ別の人から「わたしもそれを持っている」という言葉が出ました。

 

「自分はこうやったら上手くいった」「だからあなたもこうすればうまくいく」という希望あるアドバイスではなく、「思うほどうまくはないが、それでも何とかきた」という希望をあきらめたような話しです。

 

自分も苦しみのときがあり、悩みの時間が続いた。

空しく満たされず、環境と切り離された気持ちがあった。

もう長くたつが、今もまだ解決したわけではない。

 

傷と共に生きる時間が長くなり、だんだんと最初のインパクトや重さが意識から薄れていきますが、他者の開示を聞いて、傷を得た当時がアリアリとよみがえる。

まだ自分もその傷を持っていることを急に思い出したような。

 

リトリートは日常の会話とは違う場です。

何か答えがほしくて言葉にしたのではなく、心に持っている「しこり」をそっとその場に置かせてもらうような雰囲気です。

 

言葉では上手くいえないし、正しくなくて間違っているかもしれないし、自分だけかもしれないし、「また伝わらないかもしれなく」て。

だけど、なにか言ってあげたくなる。

 

そんな気持ちで心が奥底から動くときは、説明的な言葉じゃなくなり、淡々と話す感じです。

 

あのころは相当まいって真っ暗だった。

でもいまなんとかなっている。

なんとか日常をこなし、人生イベントも越えてきた。

わずかだが理解ある人もあり、支え合うこともあった。

 

よくある話でしょうけれど、こんな自分の体験でよければ、どうぞ、みたいな。

 

 ルドン

 

自分自身に癒されていない傷があるが、その痛みや悲しみ苦しみを味わっているゆえに、見知らぬ他者の中にある隠された傷に優しく触れることができる。

この意図しない出来事により、誰かの持つ傷や混乱が不意に軽くなることがあります。

 

このような驚きや奇跡や癒しの瞬間はとても内的で、自分も忘れかけたいたことを相手に教えてもらうような感覚が起こります。

 

 

ギリシア神話のカイロンは癒しの知恵と技能を持つ存在とされ、あらゆる苦しみを取り除く術や知恵に通じています。

しかし自分自身の傷だけは癒せないという悲しみも抱えています。

ゆえに傷ついた治療者やヒーラーとも呼ばれます。

 

傷が消えてなくなる、もとの元気な頃に戻ることはないのですが、傷に対する見方や受け止め方が変わると世界もそれまでと変わって見えます。

内的な変化は、悩ましい傷を持つ過去の自分からのギフトのように感じるかもしれません。

 

またリトリートという特別な場は、自分で意図してデザインできるものではないので「自分の傷だけは癒せない」わけです。

呼ばれるように集まるんですね。

 

相手や誰かのためにではなく、昔の自分自身に話しかけているようであったことから、自分の言葉によって過去の自分の傷を癒しているようにも見えました。

 

個人個人が消えて、その特別な場のなかで過去と現在が交差して、新しい光があったような感じです。

セミナールームを出ると、その光の体験について誰も話しません。

きっとそれぞれに言葉に変えられない体験をしてしまったからです。

 

リトリートのすべてのプログラムが終わってクロージングのセレモニーのとき、感想を言葉にせずに、お互いの目を見ます。

結局涙になり、そのあと笑顔になりました。

癒しは言葉での理解ではないということが体験できました。

 

天文暦を見るとこの日はカイロンが牡羊座1度44分。わたしのMC1度49分にピタッと、というカイロン小話でした。

 

お役に立つか、伝わるかどうか分かりませんが、書いてみましたww

 

(つづく)http://nonakaba.jugem.jp/?eid=696

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