金星 蠍座という関所を越えて社会サインで輝くために

  • 2018.10.24 Wednesday
  • 12:45

みねんこです。

 

古典占星術では蠍座にある金星はデトリメント(障害)の品位といわれます。

本来の場所が牡牛座(個人の感覚器官が優位であり、周辺世界の全てをそれを通して知覚して取り込む)である金星が、

反対側の蠍座(他者の感覚や価値観の影響を受けて、個人が変容を促される)にある様子をイメージしてみると、

たしかにノビノビ真っ直ぐな感じはしませんね。

 

どの天体も蠍座を通過して射手座、山羊座、水瓶座、魚座へと進んでいきます(当然か)。金星という天体にとって、蠍座の関所は特別な意味があるということでしょう。

射手座よりあとの4サインはいわゆる社会サインです。個人より大きな集団の中で、共通認識や利害関係の中で対人関係の動きも複雑になります。

 

そこでうまく金星を使うというのは誰にとっても難しいわけです。パーフェクトってのはないんじゃないかと思います。

いつもいつも快適で理想的な関係の中だけに生きることはできません。生きてくためには、いろんな場面に立会い、いろんな人と関わります。

 

関係づくりの金星は、独りでできる(楽しめる)こと、独りではできない(助けや協力が必要になる)こと、そういったケース分けで輝かせ方も違ってくるでしょう。

この見極めがある程度できるかどうか、やるつもりがあるかどうか、その辺が太陽の活動の方向性や成果にも影響していきます。

 

個人の金星感覚でGOOD!!と思っても、他にその価値や意味を理解する人がいなければ、その何かは世界に普及しません。

自分と同じようにgood!!と感じなくても、そのアピールが伝われば、興味や関心をこちらに向けることができます。誰かや何かの力添えによって、無いと思っていたチャンスが一度だけ与えられるかもしれません。

 

その何かが普及することで、誰か他の人の目的がググッと実現に近づく場合もあります。

協力者がなぜ協力的なのか、その理由は様々です。合理的な取り引き関係で成り立つ社会です。しかし一般的な常識やルールを超えたものが人を突き動かすこともあります。

 

個人的には、山羊座、水瓶座、魚座の領域は現代社会の複雑さを表しているため、一つずつ順を追ってサイン体験をするとは限らないと思います。どのサインぽい体験が先に来てもおかしくないんじゃないかと。その人がどのサインを感覚しやすいかと関係するかもしれないですね。

 

もともと多様な見方があるし、時間が経って新たな事実が明るみになれば、常識や正しさも書き換えられ、世の中のバランスが変わります。そのように移り変わっていく社会に、個人が流されて乗っかっているだけなら不満はあっても葛藤はないでしょう。

牡牛座的な金星は個人の固有の魅力や価値、資質や才能です。

これが時代と合ってきたり、離れていったりするので、自分はこのままでいいのだろうか、変えなきゃダメじゃないか?と葛藤するのではないでしょうか。

 

蠍座の向こう側において個人の牡牛座的な価値を発揮するには、流行もタイミングも駆け引きも関係してきます。無視してもいいですが、世にお披露目できる確率は下がるでしょう。

自分が持つ(信じる)価値と、相手が持つ価値の融合を進めるにはどうしたらいいのか。

蠍座の体験で学ぶことは後々生きてくるので、今このときには、どう意味づけ価値づけするか、悩ましいところです。

 

 

社会の中で大きな力や価値をすでに持ち、独自のシステムを機能させている人たちの蠍座的な強さはどうなのでしょうか。

 

大きなシステムであるほど、その中に大小複数のシステムが絡み合っています。そのためスピーディーな設計変更は難しい状態になっています。また、それに関わる様々な利害関係者たちの意識や願いが、見えない形でそれを支えています。

 

小さな切っ掛けから多くの人々の意識が変化し、当たり前であったものが、あれよあれよという間に変わっていくことがあります。

より便利なほうへ、より安全なほうへ、より透明性のほうへ、より優しいほうへ、より気持ちがよいほうへ、より自然体だと考えるほうへ、より合理的なほうへ。

 

大きな力や価値を持っている人ほど、人々の心の動きに通じて、変化のときに動きが取れるようにしておく必要があり、そのようなシステムとしておかないと、脆く崩れたり、分散したり。

人々が何に魅力や価値や力を感じているか。これらを知らずに、システムの中央に長く留まることはできないかもしれません。

システムは大きいほどいいわけではなく、目的と扱える力に応じた最適なサイズがあるのだと思います。

 

個人で考えても同じことで、その人が熱量を持って関われる範囲で、有機的に機能するシステムを形づくると長持ちしそうです。

このとき牡牛座的な金星の要素を外してはならないと思います。

それがないとhappyになれないなら、絶対入れておかないと。

 

大きくて長期間機能させるシステムは、内部の力関係が変化して、誰が実際にシステムを動かすカギを握っているのかが変わっていきます。

表から見えない影の場所にあって力を発揮する人がいたほうが、全体がスムーズに進むこともあるでしょう。

大きなシステムを下で支ている無名の大勢の人々は、それぞれの利害関係の中で、それぞれの合理性で動きます。その結果、システムの支えとなる場所から人が動いて、そこに居る人が減るなら、動かないと思っていた大きな山も動くわけです。

山が動くと周辺も動くし。

 

どこから見るかで配置も光も反射も違って 天井のスリットから大理石に青空が映ってる

 

利害関係というのは複雑ですね!

トランジットの蠍座金星は、心理的な動きを強めるものですが、持たない人たちより、持てる人たちのほうに強い影響を及ぼすのではないかと思います。金融とか、マーケットとか、あれやこれや。

 

蠍座で逆行中の金星は11月1日に逆行して一度天秤座に戻ります。

逆行が終わるのは11月16日。金星が再び蠍座に入るのは12月3日です。

 

11月16日から12月3日までの2週間は、金星はホームサイン天秤座(ホームサイン、対等な関係づくり、調和、相手の立場を考えた社交空間)で前向きに運行します。

この先の天秤座期間でやれることは何だろう?と考えていくと、金星逆行の過ごし方にヒントがありそうです。

 

(おわり)

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