地のエレメントの調和 制約から作り出される新しい豊かさ

  • 2018.10.02 Tuesday
  • 12:40

みねんこです。

昨日の記事の続きになりますが、地底深くの高温高圧の環境での物質のサバイバルは、気の遠くなるような時間(何億年)をかけて行われています。

 

地のエレメントでわたしたちに親しみあるイメージは土壌や岩石です。

ホクホクした畑の土が黒く光る様子。

草や葉っぱ、それを食べた虫や動物の糞、その亡骸を微生物が分解してばらばらにして自然に還したもの。

海岸や川原を形作る巨岩や石、貝がらやサンゴの混じった砂の粒。

むき出しになった硬い山肌や岩盤が風雨で削り取られ、ぶつかり合って割れ、砕け、すり合わせられて細かくなり、風や川に運ばれてきたもの。

しかしこれらはずっと昔から地表に存在している物質ではありません。

 

高いところ、雲の上に届くような山脈は、かつての大昔には地表よりはるか深い地底にありました。

 

山頂の岩肌はいつも常に風雨や氷河に削り取られます。

山麓の地盤は川の流れに侵食されます。時々はんらんして大暴れする流れ、静かにゆったり横たわる流れ。石ころや砂粒やもっと細かい泥の粒子は低いほうへと移動していきます。

 

山頂が削られ、その破片が中腹をさらに削りながら低地に運ばれると、山脈全体とそれが乗っている地盤自体が小さく軽量になります。

するとその下にある岩盤とか地殻に伝わる重みが小さくなり、高温高圧の奥深い場所にかかる圧力が小さくなります。深い部分にある塊は、地表に向かって上昇しやすくなるわけです。

上下左右から押さえつけられる力がかかっていた深い部分の塊が、さらに深い部分の塊が押し上げる力によって、地球の中心より外側に向けて全体的にわずか上方に移動します。

 

押し上げられた塊は、周囲により広い場所を占めようとするんじゃないでしょうか。自分より柔らかくもろい部分に向けて伸びていく感じで。

外から押されてまとまっている状態から、外に向けて広がり始めるとき、塊自体に何本かひびが入ってしまうかもしれません。

ひび割れの隙間には、周りから液体状のものが流れ込みやすくなります。何かが化学的に溶け出すかもしれないし、その温度によって全体が冷えて固まり始めるかもしれません。

 

地表に近づくと温度も変わります。

深いところは上方を覆う地殻によって、大気に向けて熱が抜けていきにくい。地表に近づくと少しずつ温度も下がります。

 

こうやって地底の奥深くから何十年、何百年かけて数センチの割合で移動し続けて、何万年、何千万年かけて押し上げられた物質が山脈の天辺に届くイメージ。

頂点まで上り詰めた物質は、地底にあったときは高温のドロドロが圧力で濃縮されている状態だったのが、だんだん周辺環境の影響を受けて変貌していく。

 

頂点まで運ばれない物質も、人が安全に探しに行ける深さや温度に達したところで、キラキラした姿を発見され掘り出されるでしょう。

人間は高温高圧の地下深くでは生きられないけど、そこからエネルギーを掘り出す方法を考え出したので結構根性があります。

 

動かない、変わらないように見える自然のサイクルや成り立ちを観察するには、またそれを人の営みに使える形に洗練させるには、地のエレメントの根気や情熱が必要そうです。

それをセンスというのかもしれません。

 

 

樹木が根を張る深さは、その地表からの高さと同じくらいという話を聞いたことがあります。

 

土の層の下には、ほとんど動かない(動植物の時間感覚からすると止まっているとしか思えない)硬い岩盤があります。

その岩盤がいつ頃できたどんな物質を含んでいるかによって、じんわりユックリ土中にしみ出し、運ばれる養分も違ってくるのかなと。

根っこの先っぽ、細いひげのような部分には地中を移動する水分がいろいろな物質を運び込みます。

 

 

 

その土が含む成分にあった樹木や草花が成長する。

土壌と相性の合わない植物種類はそこでは繁栄しにくいと考えると、数メートルの厚さの地表をエンヤコラとほじくって生活する動植物の運命は、見えない部分の「地」に支配されているということもできます。

 

砂漠の下には、地表を砂漠に保つような岩盤があって、熱帯雨林の下には、ジャングルの生命力を生み出すような岩盤がある。

何万年の単位で、これらもユックリと変化するかもしれません。

 

その移り変わりの中で、地表を覆う大気の流れや温度も変わるでしょう。

大地と空のあいだにうごめく生き物たちの分布や暮らし方も変わるでしょう。

 

 

 

ウィキから

(25億年以上前の)太古代は、マントルの温度が現在よりもかなり高く、その影響でマントルが部分溶融してできたマグマに由来する火成岩の成分が現在とは大きく異なっていた。

 

(25億年前前後の)原生代に火成岩は現在の組成に近いものに移行した。

ほぼ同時期に海中に巨大な縞状鉄鉱床が堆積した。大気中の大量な二酸化炭素が減り、酸素濃度が上がった。

原生代を通じて陸地が増え、いくつかの大陸や超大陸が生まれた。気候が寒冷化し、最も寒冷化した際には地球全体が氷結することも複数回起こった。

 

哺乳類の起源は2億2500万年前、人やサルなどが分類される霊長目の起源は6500万年と考えられています。

食物となる動植物が豊かになり、気候や気温も好ましくなってきた。

大地と空のあいだが祖先の生き物にとってサバイバルしやすくなったので、今日の暮らしがある。

 

地のエレメントの感覚は、地続きであり、ホントにホント、ながーーーーーいのですね。

 

土や岩や樹木などの自然の形以外にも、食物連鎖をリレーする動物の生命の営みも地のエレメントの豊かさ。

地中や地表の水流も、気体になって地表面を包む大気層も、実体がある物質としては地エレメントです。

その水が運ぶ目に見えないさまざまなイオンも、人の五感では感知できないかもしれないけど実体ではある。

 

あらゆる現象を確認しようという自然科学も、物質の可能性を人の社会活動に生かす工業技術にも地のエレメントのセンスが重用。

地のエレメントの調和には、資質と環境が適材適所でマッチして、さらに成功確率を高めたり、生産効率を伸ばしたりするイメージがあります。

 

天王星の牡牛座期は、そういった地のエレメントの豊かさの根っこと、社会的な営みをどうリンクさせていくか。

有限な資源と新しい営み。

観測した事実を元にして戦略を立てる。

人と技術が新しい自然環境を作り出すっていう発想の大逆転があるのかもしれません。

 

(おわり)

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