蠍座 木星 ウソを見破る直観 水星のトレーニング

  • 2018.05.10 Thursday
  • 12:01

みねんこです。(きのうの記事 http://nonakaba.jugem.jp/?eid=609 のつづきです)

恩恵の天体である木星だから、どこかに悲劇と喜劇が転換するポイントがあるのではないか。

 

たとえば過激でハードな内容の映画や小説を読んだあとの開放感。

ああこのトンデモナイ物語の中でなく、生きているのが今ココでよかった、、、よし、これからはもう少し丁寧に生きてみようと考えます。その心がけマイブームもしばらくすると薄れますが。。。

1年で通過する木星の効用(高揚!)とはこんな感じなのでしょう。

 

しかし、そう簡単に動かない胆力のある蠍座です。動かないはずの山が根底からひっくり返るまでジワジワくるでしょうか、それともドラマは突如急展開するのか。

 

蠍座に来た木星は一時的に時計の針を大きく戻し、生っぽい「感情」を通して新しい光を持ちこみます。

そうやって表側から分かりにくい内面の弱い部分を発見して、見つめていくのが「#MeToo」であって。

 

 

 

勇気を持って自分の体験を公表するまでの精神的な活動が、ひとりひとりが「自分自身に深く関与」する蠍座木星の体験です。

過去をギュウッと思い出して向き合って、公表した場合に失うものを想像したらこわくなるり。

言おうかどうしようか、迷いに迷って。

この体験も「#MeToo」になるのかな、どうなのかな、と揺れている人はもっとたくさんあるはずで。

 

人間の想像力はもう変えられない過去の出来事に対しても、もっともらしい清浄(正常)な理由や動機を想像して心の中で美化(正当化)します。

何かそれだけの理由があるのだろう、だから大丈夫(仕方ない)などなどを積み上げて、時間とともに当時の生っぽい「感情」は自分からどんどん遠くなっていき、繰り返す想像内容の方がリアルに感じられ、置き換わっていく。

 

その下に深く潜るので苦しいわけです。

どうしてあんなふうにしたのか、自分が許せなくなったり、そうやって仕向けた相手や環境が憎くなったり、今となってはどうすることもできない、やり場のない思いが湧きあがります。

 

匿名発言は無責任で本当かどうかと分からないものとして扱われがちですが、ここでは自分のための行動として意味があります。公表しなくても、暗がりに光が当たり、そこに何かがあるぞと意識します。

「なぜこうなっているのか?」「これは正しいことなのか?」と大勢の人も考えていることが可視化され、本当の声や疑問を引き出すきっかけとなりました。

これはよいことだと人々が直感したので、あっという間に社会的に広がったんじゃないでしょうか。

「自分自身への深い関与」が「社会への深い関与」のきっかけとなるのが社会天体・木星の運動性です。(その逆方向もあり)

 

また木星には状況を過熱させる作用もあります。

 

隠された事実を知りたい、悪者が捕まえられ、どんな謝罪の言葉があるのかを聞きたい、人生がひっくり返る様子を見たい。

とっちめられるドラマは爽快感があり、自分から遠く離れた事件はエンタメとして社会消費されていく面があります。こういったドラマを求める欲望をゼロに抑えるのは難しい。

過熱集団が暴走し、激しい応酬となり、暴きあい貶めあう。

 

さまざまな価値観の人が集まっている社会なので、批判し告発しても、謝罪ではなく反対にやり返されたりします。

疑惑を告発する側にも作りごとやウソが含まれているのではないか?、利害関係もあり、当事者以外に分からないことがたくさんある。

 

木星の膨張作用のなかで身近な人たちの考え方が多様であると気づき、もとあった信頼関係が揺れるわけです。

何を信じればいいの??と考えても、何も信じられるものがない。

どれが真実なの? どれがウソ?

 

 

広い視野と見識、寛容を表す木星は、思考と情報、コミュニケーションの水星と対になります。だから水星は蠍座のエネルギーの影響を受け続けています。

「#MeToo」運動ではドロドロとしたものがたくさん出てきます。人からも、自分からも。それを出して出しっぱなしでは混乱します。

今まで考えないようにしていたことを、どばっといっぺんにっ考えるのだし、月の感情がテーマになるので、水星に大きな負荷がかかります。

 

他を圧して自分の意見を押し付けるような発信や、相手を貶めるような攻撃的な言葉選び、感情的な煽りなどは、これまでの思考の枠組みでは処理しきれていないための水星の暴走なのかもしれません。

 

時代や価値観はけっこうクルクルと変わります。

今は大きな転換のタイミングであり、何を信じるかよりも、どう信じるかと水星機能のアップデート(トレーニング)が重要そうです。

 

揺れに揺れて壊れそうな関係というのは、木星の恩恵かもしれません。

なにかひとつをマルっと100%信じるのではなく、どの部分を、どこまでを信じるかを決める。

100%正しくて大丈夫!というものはナイということ。それぞれの出来事の経緯が異なるので、ひとつの考え方だけで100%対応できるわけではない。

 

個人と社会の関わり方が変わろうとしている今、過去にさまざまなケースがあったことが語られようとしています。強さや弱さ、優しさや安心、冒険や自由、普通とは?普通じゃない?とはどういうことなのか。

 

木星の大雑把さや独善性が強まると、受け止め方、処理の仕方、発信の仕方が雑になり大きな声が小さな声を圧するようになりやすい。

 

個人天体水星は、月や金星の柔らかい部分で感じることを内部処理する機能もあります。

外側の情報がたくさんあるなかから選び取る情報が正しく、自分の感じ方は「普通ではない」と決めてしまうと、木星の過熱を客観的に考えることができなくなります。暴走を止めるには一人ひとりが水星を使って考え、自分の言葉を見つけることです。

 

自分と外側の間に100%の関係はできないし、自分も人も間違うことがある。

水星の取り扱う領域が拡張し、考えや表現が成長したから間違いを認めることができると言えるでしょう。

 

木星は通常運行ではあり得ない負荷をかけ、いままでの制限枠を超えさせます。

水星は新しい思考の道を発見し、月や金星の中に溜められていた取り扱い困難なお荷物を「人生の大切な経験」に変化させる。

すると月や金星は軽やかになり、自分の心地よいと思うものを取り込むフリースペースが生まれます。

 

木星が幸運の星と呼ばれるのは、ルーチンにはまり込んだ水星の手助けをするからです。バラバラにあったピースを今までと違った見方で吟味し、新しいつながり(回路)をつくる。そして太陽に向かう。

 

 つきぬけろ!

 

木星は肝臓と関係します。食物から摂取した糖分や脂肪を、筋肉や脳みそがすぐに使えるエネルギーの形に変化させます。この蓄え強度の大きい動きのときに消費され、爆発的な活動を可能にします。

またアルコールや薬成分を分解する臓器でもあります。どちらもうまく付き合えば人生を健やかにしてくれます。

 

人生に無駄はない、起こったことはすべて糧になり、未来をつくるエネルギーになる。

その木星力を受けとめるのが水星のストレッチ運動だと思います。

天王星と水星の電撃的な関係よりマイルドですから、これはトレーニングですね。

 

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