蠍座と8室/埋葬 タブー 聖域

  • 2018.02.09 Friday
  • 18:46

「埋葬」についてちょっと考えたこと。wikiを眺めてみました。

縄文時代・弥生時代の土葬や火葬の例も発掘されているそうですが、日本では古代から中世くらいまで庶民は河原や道端などに遺棄されるケースが多かったと書かれていました。

日本には穢れの思想があって、貴人の墓所の管理も案外とおろそかだったようだと書いてありました。

 

遺棄といっても、頻繁に通行しない鬱蒼としたところ、日常の生活領域とその場所は離れていたのでしょうか。

といっても一緒に暮らしていた家族や仲間が亡くなって、置き捨てにする様子はあまり想像できません。

悼む気持ちや死者への共感よりも、集団生活の中で、このようにしなければならない「掟」のような決めごとに従って動いていたのかもしれません。

 

現代よりも人があっけなく死んじゃう時代でしょう。

生まれたての子どもが病気や栄養不良で生き続けられないことも多いし、病気や怪我で衰弱すると死までの時間は今より短かったでしょう。

死の場面のたびに、きちんとした葬送を行うほど、生活に余裕がないというか、自分たちが生きることに集中しないとならない状況も想像されます。

江戸時代、近世になってから庶民も土葬や火葬をして、先祖供養をするようになったのだとか。

強い火力を起こすには大量の薪が必要なので、桶に納めて埋葬するケースが多かったらしいです。

 

埋葬には、死者への敬意を表するとか、死後の安らぎやあっちでの復活を願う気持ちも込められるけど、遺体が復活することに対する恐れの理由もあるらしいです。

穢れとして領域を区分けしたり、簡単に出てこれないように封じ込めることで、残された生きている人々のあいだに精神的に不穏なものが蔓延しないように。

 

穢れ、タブーというと蠍座や8室です。

 

キリスト教、ユダヤ教、イスラム教世界では、死後に復活するという教義があり、魂の入れ物としての身体を滅ぼしてしまってはならない。

なので伝統的に火葬は否定されます。

復活や再生も蠍座と関係しますね。

 

タブーとなるのは、穢れや避けるべきことだけではなく、とても清浄で神聖なものも「聖域」として一般領域から区分けされ、簡単に触れることはできません。

蠍と8は、正邪や善悪の教義に絶対的な力を示し、個人がどう足掻いてもひっくり返らないような支配や服従の関係を表すことがあります。

 

復活、再生のほかに、更生という意味もあります。

過ちを犯してしまっても、そのことを本気で悔い改めるなら、もう一度だけ世に出る機会を与えようということでしょう。

残りの人生時間を、その痛みと共に生き、自分に何かできることで少しでも負の遺産を返しながら生きていく。

対向が刺激され、牡牛、2室に示される資質をどう活かしていくか、という新たな目的が生まれるのだと思います。

 

 冥界の王ハデスとケルベロス

 

こうやって書くと重いですが、たぶん日常的にもある話です。

やってしまったことに対して深く反省するとき、8により、2の要素の内的な調整が進みます。きっと。

 

獅子、5は自己肯定できる完全性、ウラオモテのない真っすぐさ。

スクエアである蠍、8で気づかなかったウラが迫ります。

大きな挫折の危機であると同時に、自己変容の機会です、ちゃんとやるなら。

 

自分の中の亡霊かもしれませんね。

亡きことにしたソイツの安寧を祈る気持ちにまぎれて、いつかひょっこりとソイツが復活することを常に気にしている。

自分で自分に対して作っているタブーや制約。

 

蠍や8には「専門的な助言」「ひみつの力づけ」といった意味もあります。

一般的には知られていない、本当のことを知ると、腹をくくって冷静にものを見て考える力が出てくる。

価値観が変わり、ここからの展望が変わる。

世間の情報や価値観と離れて、自分のケースについて、もう一度深くゆっくり考える時空間は、「聖邪」のパワーバランスが大きく組み換わる「聖域」かもしれません。

 

2-5-8が出たので11と水瓶のことも少々。

埋葬の習慣は北京原人やアウストラロピテクスといった猿人・原人関連では発掘されておらず、もっとも古い起源は10万年前のネアンデルタール人らしいです。

死という現象を理解すること、死者の魂や来世をイメージする抽象的な思考、他者への共感能力の発達がなければ、埋葬という行為は成立しないという考え方。

10万年前の彼らの社会問題があって、正しい形で理解しようとする努力があって、集合意識の反映として埋葬という新システムが発明された。

問題であったことを、よい形で次世代へ、未来へつなぐのが風の不動サイン。

 

■2/11(日)は心理占星術デイ!です。http://nonakaba.jugem.jp/?eid=567

 13時は地のサインをテーマに、15時からは天王星をテーマにしたフリートークです。

 占星術に興味のある方、おしゃべりしましょう。

 

(おわり)

スポンサーサイト

  • 2018.11.20 Tuesday
  • 18:46
  • 0
    • -
    • -
    • -
    コメント
    コメントする








        

    PR

    calendar

    S M T W T F S
        123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930 
    << November 2018 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recommend

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM