集約完成の山羊座と活動サインの起動力 手を取って進み続ける
- 2018.01.12 Friday
- 12:47
みねんこです。山羊座は射手座と水瓶座にはさまれています。
射手座と山羊座は社会天体木星土星が支配する。現実に主体的に関わっていくこと、自分あり方や置き場所を感じること。
9室と10室の間を仕切る軸の頂点がMCであり、個人が関わる周辺環境までの領域を意識した行動や考え方が振る舞いとして現実化する感受点。社会に見える自己像です。
年末の札幌木星土星ワークショップは参加者45歳超の木星年齢期でした。みんななにがしかの「キャリア」があります。
肩書き、資格や免許、所属組織や分野のキーワードは今の顔をつくる要素ですが、固定のものではない。ここまでの軌跡すべてをキャリアと考えると、成功も失敗も、動機の変遷や、影響を受けた出来事などを含みます。
ホロスコープのいちばん高い天頂MC、志しや大望を表します。社会活動でMC方向にググッと伸びるとホロスコープ円の直径が広がります。
上にググッと伸びようとするとき、根っこICではより地層の深い支持層への到達を求めます。
高い天頂から広い世界や人々の様子を見渡すことで、個人経験のあれこれえに新たな意味を加えることができるのです。
これまでの記憶を総まとめして新しい動機を生み出せる。深い層に根の先端が届き、新たな水脈に触れることでホロスコープ円の直径が広がります。
牡牛座、2室で感覚的であった価値は続くサインの試行錯誤を経て、地の最後の山羊座で現時点における最高の形となって現れています。通過経路やかかった時間も含めてキャリアで、それらから2室の資源に格納される価値がある。
頂点MC、10室より後の11室は下降段階ではなく、広がりを体験する領域です。解放や拡散をあらわす風の水瓶座。高さ方向の軸から意識を解放して全体を俯瞰すると、隆起や窪みの陰に見えなかった部分にも何かが配置されてい様子が見えてきます。
いちばん高い10室に立って自分の目で見渡したときに、ここはゴールじゃなくて通過点であると理解して、ちょっとがっかりします笑。それが山羊座の悲観性質かもしれません。
しかしホロスコープは循環する円環なので、無情にも無限に続くことを表します。
感覚的なものを元にして、現実に応える今時点の仕上げ形を作り、最後の不動サイン水瓶座で公共の価値になると考えます。
それぞれのMCの肩書きを脱いで、立場の違いを超えて、人と人として関わり直すのが風サインの友情、友愛。
この交流が新たな価値の可能性を世界に呼び込みます。
たとえば、
いまの材料がずっと手に入るという前提は甘い考えだ。
こんなにゴミが出て、処理がお座なりになっているのは問題だ。
その影響で環境や人体に影響が出るのは危険だ。
水瓶座では広く各方面から声を集め、公表します。山羊座は業界内の価値共有と評価です。そこに悲観的な材料もあります。
ここではこんなことが問題となっていますという事実をレビューして世間に公表します。○○白書とかありますよね、ああいうのです。水瓶座で生まれる公共の価値は理念といわれます。社会理想、未来をどのように創造するか。
土星30年サイクルに対し、天王星84年サイクルはより遠く先を見通して現在の問題の解消を考えます。
84年は口伝えや文字情報を通して事実の流れを変遷をさかのぼれます。ひいおじいさん、ひいおばあさんがいて、そして僕がある。僕らの孫がどんな暮らしをするのだろうか。実際に会うことは無くてもそう考えたり創造したりできる広がりです。
左 あなたの中に未知のアーチストが眠っている
右 わたしには無限の可能性がある
MC−IC軸の伸長によって円がぐっと広がると、今と未来をつなぐ起点がくっきりとする。山羊座期間、目の前のことにググッと乗り込んで、今ここがどんな時代かを体感して自分白書の材料を集めよう。
(おわり)
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