グリーンと土星3 天秤座でイグザルテーション

  • 2017.11.02 Thursday
  • 11:56

みねんこです。土星の続きです。ひとりの中で行われる太陽と月の関係調整、自分自身との約束のイメージを前記事(http://nonakaba.jugem.jp/?eid=534)に書きました。

土星の良い面としては現実での着地感や実際性です。揺れないというわけではなく、不安や期待といった状況や揺れがあっても根拠の薄いものに衝動的に動かされない安定感ということじゃないかと思います。

 

しかし揺れない盤石さも過剰となると、(個人より)変化しにくく思える周辺環境の方を選択し続けることになります。するべきである、そうでなければならない、といった外界の権威たち(いろんな場面にたくさんいます)に自分の選択権を預ける。そのかわりに得る安定には物足りなさがあります。自分の中の違和感に鈍感になると、満足からも遠ざかる。

 

気づかないうちにストレスが溜まっていって不調自体が慢性化すると、それを自分の普通だと考えて、日常的なやり過ごし方をとりがちになる。積極的解消や根本的解決が必要だというサインにも気づきにくくなりそうです。世間一般から正しい、好いこと評価されていることをやっているはずなのに一向に状況が改善しないのは、自分が悪いかおかしいか、まだやり方が間違っている、権威に聞かなければ。。。外側の確かさに助けを求めます。

 

先ほど根拠の薄いものに衝動的に動かされない土星の安定感と書きました。しかし、直感なんてまったく無駄な揺れであると思い決め、見掛け上安定した非自己とつながる方策をとると、自分の中の直感的ひらめきは「外部の確かさ」に追いやられがちになります。

こうなると日常現実・リアリティーから、自らの閃きや直感を排除する状態に。自分自身が疎外された現実世界を作るのではないでしょうか。

 

土星、グリーンが象徴する内外の緩衝スペースは月と太陽の外交交渉の話し合いテーブルのように思えます。月にも太陽にもイーブン、新しく創造する自分と昔から持ち続けている自分をイーブンに量ることが重要になり、そういう個人的な落とし所を根気よく探す力を両方に課すような緊張感。

だから土星は社会にありながら感じるプレッシャー、コンプレックス、孤独であり、誰もが持つことがある感覚です。

 

水星・金星・土星が支配星となる地と風のエレメントは、客観性(切り離し)とつながり(結びなおし)の創造を行います。

金星と水星は両エレメントの性質を持ち、健全な太陽の方向をガイドする内惑星です。個人的な関係だけではなく、社会のムードとも関わります。どんどん広がり、古い時代をたどり、今ある姿を理性で整理します。また、生きにくさや痛みなど、現在の知性や技術で原因を特定できない問題を通しても集団と関わりが生まれます。

 

いっぽうの水と火のエレメントは、エゴや主体性と言われます。くっ付くのも、ひとり立つのも自由に選ぶ。それだけの動機や必要性があることに内側で気づくなら。

また、ハッキリと自覚できる意識のほかに、無意識の層、現実的ではない心の交流が規定するアイデンティティもあると思います。

 

太陽と月(新しく創造する自分と昔から持ち続けている自分)をイーブンに量ることが重要になる土星であるから、試練や鍛錬、時期を待つ、成長を見守るイメージとも繋がるでしょう。

骨格や外殻(皮膚、髪の毛など)をあらわす土星は保護的な性質もあります。自分で自分の自由な選択や動きを作りだし護る。曖昧さやもろさは内側に収めて。

 

天秤座以降の後半サインでは多様な価値観を持つ人たち、自分より大きな文化や社会に接して、そこから必要なものを自分に取り込む社交により古い自己を書き換えていく場面です。自分が生かされる場所や、求められる関係に遭遇する。

土星は、古典占星術では天秤座にあるときエクザルテーションで高品位となります。12サインの後半サイクルのスタートにおいて、ここから本領発揮するよ!っていう張り切りモードに感じます。

月の個人空間から太陽の世界(たくさんの個人が作り上げる世界)に入り空気感がぐっと変わるよ!というアラームのような。

 

わたしだけのためでなく周囲にも配慮するバランス感覚を発揮という意味では、天秤座で土星の格調が高いのも納得です。

自分に向き合う孤独を体験した人は、出会う相手にもそれぞれの孤独があることを理解できるはず。ものごとの落とし所は外部の影響を受けて常に揺れるわけですが、最終的には個人の中の問題です。

勝手がわかる安全な場所ではなく、異なものの中においても自分個人として踏ん張る力を下支えします。縮こまりすぎず、尊大にならず。洗練した土星意識は、健全な自尊の感覚(金星が象徴する自己価値)を育ててきた果てにある「太陽の自立」かなぁと。

 

 太陽の赤と土星のグリーン

  白い丸は月?? 

 

関係づくりの金星と土星がアスペクトすると、長く持続する関係、安定の欲求に応えていこうとする関係が読めるのではないかと思います。現れ方の可能性はいろいろですが対人関係を通して、月と太陽のバランスをとる物語を生み出すイメージができそう。

その過程で格の差や弁えなど世間の様式を知り、そこで知ったものを別場面で使う機会につながると考えると、土星の体験で社会的な個性をつくる。その人の感性が社交場面でのやり取りの中で洗練されていく。

 

グリーンの調整スペースを外に用意し、中には内的宇宙が伸びていく。土星は個人天体をその人らしくまとめあげるときに通らないとならないゲートにも思えてきた。

他者(相手)がはじめて現れるサイン天秤では、一方通行で押すスタイルの火星はデトリメントで調整を求められ、均衡を探る土星はイグザルテーションに。

健やかな関係というのは刺激や摩擦も込みこみで。理想を重ねて始まり、誤解が生まれて、相互理解の橋を架ける。すべての土地に橋をかける必要もないだろうしという軽やかさはドミサイル金星のポリシーかな。

橋の利用が頻繁になるなら、いっそ間を埋め立てて地続きにしようか。そんなふうに蠍座への物語の前振りも含んでいそうですね。

 

あっちこっちに飛びましたが、土星とグリーンとフェミニンリーダーシップと天秤座についてアレコレ書いてみました。

楽しかった。読んでくれた方、どうもお疲れ様です!


(おわり)

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  • 2017.11.22 Wednesday
  • 11:56
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