火のトラインの熱を受けて 蠍座木星につなぐのが風の火星

  • 2017.10.23 Monday
  • 12:39

みねんこです。トランジットのことです。

蠍座木星の期間はどれだけ異質なものを許容するか、人として心の幅を広げるかがテーマ。

牡牛座/金星=自分の価値観にフィットする、美意識、欲求充足、安全状態の保持。

コレの真反対の事象に、どういう態度を取るかという部分において精神成長を促される期間です。

 

いま木星、水星に続いて太陽が蠍座に入ろうとしています。

自己中心性の象徴が、相手(たち)のテリトリーに侵入、どうやらここは自分の支配領域ではないぞという状況下での自己成長を経験します。トランジット天体はその時期の経験を表します。

 

相手のことをどうやって受け入れるか、の前に、自分はココで受け入れられていないのではないかという疑念、疑心暗鬼との対峙があるでしょう。

この場から立ち去りたい、楽な場所で一息つきたい、このプレッシャーを吐き出したい。太陽と水星が自分の中に、通常ではない意識状態(ちょっとした危機意識)を持ちます。

まずその違和感をペッと吐き出すか、しばらくそっと口腔内に留め置くか。

 

吐き出したら、お口直しに水を飲み、埋め合わせに美味が確約された一品を食べたくなる。

苦い、マズイ、恐怖の体験。

アレを飲み込んでいたら、どんな酷いことになっていたか、などと想像して吐き出した体験の後処理をします。吐き出したものをもう一度口に入れることは普通しないでしょう。

 

食糧もお金もなく、分け合い助け合える手がかりもなく、すでに何日も経って、、、そんな状況で。

これを腹に入れれば何がしかのエネルギーが湧くんじゃないか?

見た目はおかしくなさそうだが、味はどうかわからない、毒成分があるかどうかも、、、。

雨もしばらく降ってこない。朝露の水もわずかしかない。

 

飢えと貧困に苦しみ、他人が捨てたものの中に何かないかとゴミ袋を待つ様子。少しでもチャンスに近づこうと好いゴミ袋の場所や時間を探るのも知恵。大人より子どものほうが人から施しを受けやすいだろう。

 

そんなのを食べるより死んだほうがマシか。そんな方法で命をつなぐのは間違っているか。

もしそのような状況になったら、そこから二度と出ることができないのだろうか。どうやったらマシなところに戻れるのか。

 

個人天体が蠍座をトランジットするのはわずかふた月ほど。(来年1月には火星も通り抜けます)その間に自分自身がこんなふうに底まで下りることは少ないでしょうが、たとえ話としてこのような気分になったり、周囲を見回して似た状況に接触したりするかもしれません。

蠍座木星のメッセージを個人天体がどんな風にキャッチするでしょうか。

 

木星は豊かさと教養の象徴です。心理占星学のユキコ・ハーウッドさんのオンラインセミナーで聞いたことが印象的です。

木星の示す知性と教養は、頭の良さや賢さ、物知り博識、学歴や学位のことではない。木星が嫌うのは無知であるが、学歴の有無や成績の優劣とは関係ない。

持つ知恵を、人のために、世界を明るくするために気前よく差し出せなければ、その人の知性は世界にとって何の意味も持たない。

無形の知恵を分かち合うのが木星の象徴する寛容さ、大らかさ、明るさ、みんなで楽しもうというオープンさ、善良の精神。

 

性善説か、性悪説か、そういう切り分けによって相手や状況を見るのではなくて、善良さによって自分と世界がよりよいほうへ向かうはずだと考える前向きさ。とでも言いましょうか。

お人好しですね。傍から見たらどこか抜けていて、いつも損をしているような人かもしれません。

もしそう見えても、その人自身がそういう生き方を楽しんでいるのなら、そこに口出しするほうが余計なお節介かもしれません。

 

木星体験で得られる豊かさは物質的な価値を超えた喜びです。

金融と関係ある蠍座、資産を増やすことに使える木星のトランジットと言えるでしょう。

その資産をどんな豊かさとして受け止めるか、お金や価値の使い道に関して価値観(牡牛座/金星の個人枠)が広がることが木星の恩恵です。その広がりを体験する過程では、お金や価値や能力、時間の使い方に関する葛藤が起こる時期と考えられます。

 

物質的あるいは精神的な見返りの要求。自分としてはそのくらいの価値があると感じる(牡牛座/金星)ことを差し出したのに、え、これっぽっち?、え、もっとほしい??金の切れ目が縁の切れ目、愛情関係が舞台かもしれません。

 

12月には土星が山羊座に、来年には天王星が牡牛座に入ります。いまある価値や関係をベースとしてその上に未来を積み重ねていく確実性が大きな世界のテーマになります。

現状保存プラス、より確実なシステム構築を目指す。

裏返すと、異なるシステム間においては領地や収穫、労力や資源を取り合う考え方になる。敵と味方というはっきりした意識区分をつける以上に、並び合う関係においてもより安定しているか、自分は劣っていないか、出遅れていないかという焦りになるかもしれません。

 

だから、確実な見返りのある関係やシステムを欲するのです。しかし世界は有限です。ここに物質を超えた蠍座木星の啓蒙です。

確実さを外側に求めるよりも、自分の内側に持つことがひとつの解決方法と。欲求のすべてを満たす答えにはならないかもしれませんが、問題の多くを解決する知恵になると思いませんか。

 

さてここで天秤座に入った火星です。12月初旬に25〜28°で、天王星とオポジション、土星とセクスタイルを組みます。このころ射手座29°で水星も逆行を開始します。

 火星探査機インサイトのボーディング・パス ゲット

 

蠍座木星、山羊座土星でどんどん現実の方向性が確立されていく流れに本格突入する前に、火エレメントの可能性を火星が個人体験として汲み取るはずです。

天秤座なので自分と異なる視点や経験を持つ未知の存在との関わりがゲートです。親近者以外と接触して柔軟性を高める助走を助けるでしょう。職場や学校で、趣味の場面で、ひとりの時間に、地域の会合で、新しい友だち(あるいはライバル)候補に出会ったら、蠍座木星シーズンに豊かさを体験する準備、来たな!と思ってみてください。

 

天秤座火星は1か月半、年末進行に移行する時期でもあり意外と短いでしょう。待っているより探しに行く、気軽に声をかけてみる。

親友になれるか、共同者として不足がないか、そういう厳しい目は脇に置いて今は言葉を交わし合うほうが発見が多いでしょう。

 

(おわり)

JUGEMテーマ:星占い・星読み・占星術

スポンサーサイト

  • 2019.07.11 Thursday
  • 12:39
  • 0
    • -
    • -
    • -
    コメント
    コメントする








        

    PR

    calendar

    S M T W T F S
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031   
    << July 2019 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recommend

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM